語源
アウストロ=南の、キリンドロ=円筒状の、オプンチア。
オプンチアはオプンチア属を表しますが、もともとはギリシャの古い都の名前です。
特徴
属名の由来のとおり、南アメリカに自生する円筒形の(時としてそれを積み重ねるような)サボテンです。日本では「将軍(Austrocylindropuntia subulata)」が有名でしょうか。100円ショップでも売っていたりします。逆にこの種以外はほぼ見ることはありません。
もともと高地に自生しているため寒さには強めです。またウチワサボテンらしく芒刺がありますので要注意です。アレオーレが毛状に進化しているものもあったりします。
花は、赤、ピンク、黄色あたりで、自生地では蜂や蝶やハチドリによって受粉が行われるそうです。種は大きく、自生地では、レアという大きなダチョウみたいな鳥が、実を食べて、その種を糞として排出していろいろ地域を広げてくれているそうです。
地域や自生環境
アルゼンチン、ボリビア、ペルーなどの標高1500m~4000mぐらい(アンデス)の高地に、砕屑砂や石の多い堆積物で構成された土壌に自生しているようです。
備考
- 将軍(Austrocylindropuntia subulata)は、その円筒状の身体に小さな可愛い多肉質の葉(?)をつたりします(後に脱落するのですが、この葉で葉挿しができるのかは不明です。いつか挑戦したいですね)。
- 接木用の台木にされているのも見たことがあります。いつの日か挑戦してみたいですね。
Austrocylindropuntia subulata 将軍/姫将軍(アウストロキリンドロプンチア)の育て方
和名 将軍 / 姫将軍(しょうぐん / ひめしょうぐん) 学名 Austrocylindropuntia subulata (var.minor ? / f.monst?) 入手場所 ダイソー 入手時期 2013年06月 入手価格 100円...
種類(抜粋)
- 将軍(Austrocylindropuntia subulata)
- 茸団扇(Austrocylindropuntia clavarioides)
など