サボテンが赤色(紫色)になるという現象について

ずっと冬のサボテンや実生苗が(赤)紫色になるのは、ストレスに対する防衛反応としてアントシアニン(赤-紫-青系色素)が表面に出てきている(合成されている)のだと思っていたのですが、どうやらアントシアニンではないらしいです。
 
というか、そもそもサボテンはアントシアニンを合成することはできないらしいのです。
 
 
では、あの赤いのは何なのかということなのですが、アントシアニンではなくベタレイン(赤紫-黄系色素)という色素らしいです(役割的にはほぼアントシアニンと同じようですが・・・)。特定のベタレインは、ストレス下でサボテンを赤紫色にするらしいです
 
ベタレインについてはサボレフィンさんのページがとてもわかりやすく、詳しく解説されていますので是非ご参照ください。
 
 
 
というわけでなんとなく写真です。
 
 
 
謎のサボテン「フォルモーサ」。寒さで真っ赤に。

白檀(たぶん)。花を咲かすには真っ赤になるぐらい寒さに当てて水を切るのが良いらしい。

柱サボテン。初めて紫になった時は大変心配したのですが、日が当たる部分だけが紫色になるようです。このことから、ベタレインアントシアニンと同じように、光が合成の条件でしょうか。

ウチワサボテン「銀狐」。おなじウチワサボテンのサンタリタ(Opuntia santa rita)などは、写真で見る限り、ど紫という感じですが、あれもベタレインなのでしょうか。

小さい苗。寒さによるストレスなのか、水切れによるストレスなのか不明です。ちなみに、ベタレインは抗酸化作用がアントシアニンより強いらしく、サボテンが健康食品として身体に良いという理由の一つにもなっているようです。
 

 
 金鯱の実生苗。真っ赤になった時は、「あぁ死んだな」と思いましたが今も無事生きています

桃太郎。この赤はいったい。

紅葉ランポーとか赤斑とかもベタレイン
 
 
 
ちなみにサボテンにアントシアニン(≒青色色素)が存在しないということは、サボテンは青い花を咲かすことができないということらしいです。森林性サボテンであるWITTIA(Disocactus) amazonicaの花は青かったような気がしますが、あれは表面構造による光の反射によるもの・・・らしいです。

なるほどですね。

コメント

  1. 匿名 より:

    なるほど、参考になります

  2. 管理者 より:

    読んでいただきありがとうございます~(*´∀`*)

  3. 匿名 より:

    私もサボテンを育てているのですが、下の方が茶色になってしまいました。どうしたらいいのでしょうか。

    • 匿名様、コメントありがとうございます!

      茶色にもいろいろありまして、危険な茶色と大丈夫な茶色があります。
      前者は、純粋に腐っている場合で、柔らかく不快な匂い臭いがあります。水が少ない場合にも種類によっては、柔らかくなる場合がありますから、臭いに注意して下さい。

      安全な茶色としては、単純な老化現象があります。茶膜があがるなどと表現します。この場合は柔らかくはありません。
      参考:
      https://supersabotentime.com/2379/

      もし腐っていたら胴切りします。適した季節ではありませんが、やるしかありません。腐りがないところまで切ってください。成功するかどうかは大きさによります。
      参考(にならないかもしれませんが):
      https://supersabotentime.com/2195/
      https://supersabotentime.com/2161/

      ぜひ救ってあげてくださいね!