実験・製作関連

プチプチでサボテンを包むだけ!戸外キャップ栽培の1年間の効果やいかに!

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というわけで戸外キャップ栽培というサボテンの栽培法があるようなんですね。

詳しくは、札幌カクタスクラブ様の「戸外キャップ栽培」のページをご参照ください。

 

重要な部分を引用させていただきますと

透明~半透明のポリなどをサボテンや多肉植物の鉢にキヤップを取り付ける簡易な手法で 生育,開花に著しい効果を発揮します

札幌カクタスクラブ様
http://sapporocactus.pv.land.to/j_3.html
より引用

とのことです。

かつて凶悪な台風対策のため、栽培フレームを全撤去して以降、一年中外出しっぱ栽培が主流の我が家にはうってつけの栽培法っぽいのです。

 

ということで、早速我が家の金鯱(Echinocactus grusonii)で試してみます。

【余談】
近年の分子系統学的研究で、金鯱は、フェロカクタス属(Ferocactus)とエキノカクタス属(Echinocactus)の交配種であることがわかったため、従来のエキノカクタス属から新属であるクロエンレイニア属(Kroenleinia)になったようです。属名はモナコのMarcel Kroenleinさん(1928-1994)に因んでいて、ちなみに「一属一種」。より詳しくは“Kroenleinia gen. nov. J. Lodé: a new genus for a well-known cactus: Echinocactus grusonii”を参照のこと。
 
実験対象はこちらの4つの金鯱。大昔実生して、何年も植え替えず放置していたもの。
 

 

そんでこれをこう!何かについていたプチプチで鉢ごと包みます!

 

上から見るとこんな感じ。札幌カクタスクラブ様によれば、サボテンから最低3cmは離すべし、とのことですが、いろいろな事情で仕方なし。刺が刺さっているけど仕方なし。

 

こんなんで2個はプチプチ。2個はそのまま。

 

水やりは雨のみ。冬は一応雨のかからない外。それ以外は何もせず。

さてさて成長に差はでるのでしょうか。

 

 

そんで1年後。

 

・・・

 

ドーン!

 

プチプチは(おそらく)紫外線で粉々に!人工的に剥がしたのではありません。

気持ち、ほんの気持ちだけ徒長気味な気もしなくないですが、これは、下半身が何年も植え替えない&無遮光ワイルド栽培による強い刺が目立っているだけのような気もします。

 

プチプチ無しはこんな感じ。

 

比較。左2つが戸外キャップ栽培。右2つが普通栽培。

うーん、あんまり変わらんですね。

 

ということで、1年栽培して思ったのが、なんかもともと日光に強そうな強刺系のサボテンはこの実験には向いていない気がしました。

向いているのは、たぶんハウス栽培が向いている(蒸し作りとかが似合うようなやつ)、太平丸とかギムノカリキウムとかアストロフィツムとかじゃないですかね。あと成長が著しく遅いやつとか。

 

ということで、次回やるときは金鯱ではないやつでやろうと思います!ご参考まで!

コメント

  1. 読者 より:

    こちら↓のサイトに
    https://ameblo.jp/gerberan/entry-10891808990.html
    「サボテンの球体天辺から3㎝くらいのところでカットするのが良いそうです!」
    とあります。

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