死亡関連

根腐れ?赤腐れ?死んだサボテンから勉強すべし!

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テロカクツスの和光丸か大統領だと思われます。ダイソー出身。

植え替えシーズンなので、引っこ抜いたところ、根も全部引っこ抜けました。身体も「ぶよぶよ」です。過去の経験からするとこの「ぶよぶよ」は助からない「ぶよぶよ」な気がします(冬季断水による「ぶよぶよ」とは違うのです)。

 

 

とりあえず根を切ってみます。中心部になにやらダメそうな模様が。いわゆる根腐れですかね。水のあげすぎですかねぇ。

はい、次。

はい、次。

 

ようやく、綺麗な断面に。

なんということでしょう。

ダメ元で、胴切り挿し木を試みますが、おそらくダメでしょう。柱サボテンなどに接ぎ木でもしたらならなんとかいけるのかもしれませんが・・・。



 せっかくなので、いろいろ拡大してみます。維管束の中心(pith)がなにやら茶色いですね。

茶色いところ(腐敗部分?)は、他の正常な細胞とは一体化していなくて、楊枝などでつつけばポロッと取れるようです。写真に見えるスジっぽいのが維管束だとおもいます。

緑色は外側1mm程度です。維管束から表面に向かって血管みたいな線が伸びています。
見た目がキュウリっぽかったので、ちょっとかじってみたのですが、青臭くて不味かったです。

太陽にかざしてみたところ。上記の線の配置には法則性はない・・・かな。稜には規則性があるのに不思議な感じがします。

触っていて気づいたのですが、サボテン表面に極々薄い皮があり、それをピロっと剥がすことができました。

注目すべきは、このサボテンは(たぶん)冬季断水により赤紫に近い色になっていたのですが、皮を剥がすと、とてもきれいな緑色が現れたことです。つまり赤紫色は薄皮だけだったのです。(根腐れをした結果によって、こういう症状になったのかもしれませんが・・・。)

根腐れ

というわけで、いろいろ勉強になりました。
そして、和光丸か大統領だかわからないけど、死なせてごめんなさい!

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