今を遡ること半年前の2017年10月。
銀冠玉(Lophophora williamsii var. decipiens)と烏羽玉(Lophophora williamsii)をそこらへんにあった花サボテン(エキノプシス的な何か≒ロビビオプシス)に接ぎました。
なんでそんなことをしたかといいますと、無駄に花サボテンが余っていたことと、ふと読んでいたサボテン本に
台木としては短毛丸をお奨めします。これほど烏羽玉と相性位の良い台木サボテンは他にありません。接着もよいし、古くなると接ぎ穂の烏羽玉の発根がスムーズで申し分ありません
東京カクタスクラブ編「図解サボテン作り」より
なんて書いてあったからです。
ちなみに短毛丸以外ではロフォフォラには朝霧閣あたりが良いんでしたっけ?(どっかの本に書いてあった気がしましたが、見つけられませんでした)
というわけで台木はこちら。
短毛丸っぽいやつ花サボテン。ロビビアの血がいかにも入ってそうですが、現在はエキノプシスに統合されているらしいですから問題ないでしょう。たぶん。ラベルはなんだったですかねぇ。オレンジ色の花が咲いたような。
穂木はこちら。銀冠玉(実生)。
すぱっと頭を落として。
合体。瞬間接着剤で周りを固定。
念の為、伸縮包帯をかけてみました。
穂木の根っこは、そこらへんにあった徒長した(おそらく)エリオカクタスのマグニフィカス(Parodia magnificus)に接いでみました。
・・・そんで冬を超えて半年後
どーん!
まぁ生きていますね!ぷっくりしている気がします。これで成長速度が早いのか遅いのかは私にはさっぱりわかりません。
ちょいと上からの写真。分かりづらいですが、成長点も動いています。台木に花芽が付いているのでこのあとカットしました。
こちらが烏羽玉。
ちょいと上からの写真。完全に見た目は一緒なのですが、種を蒔いたときに、烏羽玉と銀冠玉が混ざってしまったのかもしれません。
ちなみに、この台木が埋まっている土ですが、サボテンの植え替えで出てきた本来は捨てるべき古いサボテンの土+ホームセンターなどで売っている土復活剤的なやつです。
サボテンの土は再利用してはいけないと各所で言われていますが、今後どうなるでしょうかね。
ちなみに根接ぎは枯れました。親和性の問題か、接ぎ木のやり方や時期の問題か。
というわけで、頑張って欲しいです!
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