というわけで、おおよそ2年10ヶ月ぐらい前(2014年6月)に実生した断崖の女王(Sinningia leucotricha)の成長記録です。
かつての記事はこちら。
昔の記事を見返しますと、随分と過保護な育て方ですね。
実生ものは、シーズン単位で成長の記録を記事にしていこうといつも思うのですが、ついつい忘れてしまいます。というわけで今回はうちの断崖の女王の成長を振り返ります。
種まきから1年9ヶ月ぐらい(2016年3月)
下の写真は実生から1年9ヶ月ぐらいの時の写真。花が咲きました。
サボテンと比べると成長が相当早い気がしますね。もうちょっと成長が遅いほうが有り難みがある気はしますね(サボテン好きですから!)。
1年9ヶ月ぐらい前は、目に見えないレベルの粉だったとは考えられない成長ぶりです。
そんで、花が咲いたあとの植え替えでは、ひとつ試しに水栽培にしてみました。塊根植物の水栽培は面白いだろうなぁということで。
細根を整理して芋は水につけず、芋から生えている僅かな細根だけ水につけてみました(サボテンの水栽培のように)。
こんなかんじ。鉢底網を利用して宙に浮く感じで。
その結果ですが・・・
数週間後に普通に死んでしまいました。
申し訳ない・・・。涙
種まきから2年9ヶ月ぐらい
実生してから3年近く経ちますと育て方もスパルタになります。冬も雨の掛からないベランダに出しっぱなしでした。強風で葉はボロボロ、寒さで葉と茎が枯れたりしておりますが、特に問題ないようみえます。おそらく。
※ちなみに、雨のかかる放射冷却抜群のマイナス気温のルーフバルコニーに放置したものは、芋が凍結して死んでしまいました。・・・申し訳ない。
芋が巨大化してパンパンで鉢が膨らんでおります。というわけで植え替えました。
ぶっこ抜きます。
大きめの鉢に植え替え。
3歳でもう立派なオトナですね。ベランダの女王様です。
他には、芋の真下の部分だけ根っこを残してあとは丸刈りカット、芋全体は土の上に置くパターンのお洒落仕立てにしてみました。
さてさてちゃんと育ちますかね。
というわけで、断崖の女王をある程度育ててみた感想ですが、暑さにも寒さにも過湿にも乾燥にも強めですね。土もある程度排水性が良ければ、多肉用だろうが、観葉植物用だろうがなんでも良いように思います。
やはり丈夫が一番ですね!
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