○○に行ってきたぞ関連

ときわミュージアム「世界を旅する植物館」に行ってきたぞ!(前編)

ときわミュージアム ○○に行ってきたぞ関連
ときわミュージアム
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皆さんは山口県出身の有名人といえば誰を思い浮かべるでしょうか。



そう、皆さんが今思い描いた通り、

それは

伊藤芳夫先生

です!

実用百科選書『サボテンの栽培と鑑賞』伊藤芳夫著 金園社 昭和47年 より引用

次点が革命先生こと長州力さんでしょう。

というわけで、故・伊藤芳夫(いとう よしお、1907年 ~ 1992年)先生は山口県の宇部市出身の植物研究家で、サボテンの交配や研究を行い、サボテンに関する多くの著作を行った方で、新種のサボテン約450種を作出し、200以上のサボテンの属や1000以上の種の命名を行って、バッケベルク(ドイツ)の名著「サボテン科(DIE CACTACEAE:ここで読めます)」に引用されたりした偉大な方です。

サボテン分類学者であり、昭和のサボテンブームの一端を支えたサボテン研究者なのです。(wikipediaなどより)。ハーゲ(ドイツ)の著書にも、「世界のサボテン研究科」の日本代表との掲載もあるような方です。

そんな伊藤先生の関連記事はこちら

現代も流通している数々の美しい花サボテン「伊藤ロビビア」の「伊藤」とは、この伊藤芳夫先生のことなんですね。

ということでここからは、そんな伊藤先生に関連する山口県の植物館のお話。

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今をさかのぼること約70年前の1955年、山口県最大の湖である常盤湖の畔に、日本一のサボテン植物園を建設するため、山口県宇部市は、サボテンの第一人者であった伊藤芳夫先生を招請したのでした。

伊藤先生とスタッフの皆さん(当時は伊藤先生を含め約8人ぐらいだったそう)は、ほとんどゼロの状態(サボテンは種の状態)から数多くのサボテンを育て上げまして、5年後の1960年に「宇部常盤サボテンセンター」は開園したそうです。

ときわミュージアムの説明ボードの写真より当時の写真

ここら辺の詳しい話はこちらのときわミュージアム公式ブログの記事をご参照のこと。

宇部常盤サボテンセンターは当時

  • 静岡県伊東市の伊豆シャボテン公園(ブログ関連記事
  • 宮崎県日南市のサボテンハーブ園(2005年3月31日閉園)
  • 大阪府豊中市の服部緑地サボテン公園(1991年12月20日閉園)

と並び、日本の4大サボテン公園の一つと言われていたそうです。

その後、宇部常盤サボテンセンターは30年ほど運営をされていたのですが、1991年9月27日の台風19号の直撃により温室ドームの70%が破損。壊滅的打撃を受けて修理不能となり、解体に追い込まれたそうです。多くの貴重なサボテンも失われたそうです。

そんで、その後、代替施設として、宇部常盤サボテンセンターの跡地に「熱帯植物館」が1995年4月1日に開館し、そしてさらに、2017年4月29日にはプラントハンター西畠清順氏の監修により、世界を旅するように珍しい植物や花・果実に出会うというコンセプトのもと「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」としてリニューアルしたのでした。

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ということで今回は、そんなサボテンの聖地であった宇部常盤サボテンセンターの血を引き継ぐ「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」に行ってきたのでした。私の敬愛する伊藤先生が創建・運営にご尽力されたサボテンセンターを引き継いだ施設です。ずっといつか行きたいと思っていたのです。

ちなみに公式ページはこちら
世界を旅する植物館 – ときわ公園|山口県宇部市


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ということで、出発です!目的地はここ!(私の家から)遠い!

ときわミュージアムのGoogleMap地図

私の住んでいる神奈川県から山口県の「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」へは、新幹線か飛行機かを利用するのが一般的かと思うのですが、今回は趣向を凝らして、横須賀港から「東京九州フェリー」というもので行くことにしました。なんとなく船旅がしてみたくて。

お世話になった「すずらん」というおっきな船(横須賀港)

ちなみに、大型の船を題材にした映画といえば、ほとんどの方はデカプリオの「タイタニック」を思い浮かべるのかしれませんが、私は「ポセイドンアドベンチャー」派です。主人公の牧師さん最高です。太った婆さんが水に飛び込むシーンではいつも泣いてしまいます。まぁどうでもいいんですけども。

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ということで、横須賀から北九州の門司港まで、夜の11時半に出発で約21時間の船旅です。長いです!夜に出発して夜に到着するということで、まずはホテルを下関に取りました。

船旅は人生で初めてで、船酔いしないかとても不安だったのですが、「アネロンとかいう酔い止め薬を飲めば酔うことはない」という情報を入手しまして、乗船1時間前に飲んでいきました。

太平洋のすばらしい景色


結果、船自体は当日の低気圧の影響もあり結構揺れていたいのですが、本当に酔いませんでした(揺れを感じるが何故か酔わないという感じ)。アネロン超おすすめ

船の中ではBBQしたり、ゲームコーナーにあった麻雀ゲーム「アイドル麻雀ファイナルロマンス(たしか)」したりして過ごしました。

ということで夜の21:00に門司港着、連絡バスで21:30に門司駅着、JR山陽本線で22:00に下関駅着、下関から徒歩でホテル着。

次の日は唐戸市場や山陽オートレース場などの下関観光をしました。ふぐ美味しい。お寿司美味しい。

下関の観光名所である唐戸市場

そんでその次の日、下関駅から朝7時台のJR山陽本線(岩国行き)に乗車、45分ぐらい乗って「宇部」駅で下車。


その後はJR宇部線で、エヴァンゲリオンで有名らしい「宇部新川」駅でさらに乗り換えて、ときわミュージアムの最寄り駅である「常盤」駅で下車です。注意すべきは、山陽本線(岩国行き)も宇部線も1時間に1本程度しかないことです。そして難易度が高いのは、下関(JR山陽本線)はSuicaが使えるのですが、JR宇部線はそれが使えないことです(2024年3月現在)。


同じJRからJRへの乗り換えなので、本来は改札を出ることはないのですが、私は下関駅からSuicaで乗ってしまったため(Suicaが使えないことを車内のアナウンスで気づいた)、宇部駅でいったん改札をでて、宇部駅からの切符を買いなおしました。


この切符買いなおしの動きは、それなりにきびきび行動しないと乗り換え時間に間に合わないので大変です。なんせ乗り換えミスったら1時間後ですし。ちなみに、Suicaで入って、常盤駅まで知らずに行ってしまうと、常盤駅は無人駅なのでそれなりに面倒なことになるようです。気をつけましょう。

ということで常盤駅です。無人駅です。トイレとかもありませんので注意です。

常盤駅からの風景、天気悪し。

時刻表はこんな感じです。

常盤駅時刻表

常盤駅は最寄り駅ではあるものの、ときわミュージアムに電車で来ることはほとんど想定されていないような気はします。


ここからGoogleMapを頼りに、ときわミュージアムがあるときわ公園に向かいます。結構遠いです。あいにくの雨。

というわけで徒歩20分ぐらいかけて、ときわ公園に到着です。非常に大きな公園です。午前中でさらに雨のせいか、人はほとんどいませんでした。

ときわ公園全景(彫刻ガイド)

ときわ公園には大きな湖があって、おそらくこれが常盤湖だと思います。写真はないですけども白鳥などもいました。晴れてたらすごくいい景色だったでしょう。

ときわ公園の湖

実はときわ公園はあの有名なペリカンのカッタ君(Wikipediaはこちら)がいたところだそうです。カッタ君を覚えていらっしゃる方がどれだけいるかはわからないのですが、私は懐かしいです。

カッタくんのモニュメント
私は知らなかったのですがカッタ君は映画にもなっていたようです。

公園にあったエヴァンゲリオンのロンギヌスの槍です。エヴァンゲリオンの監督さんが宇部市出身とのこと。地面に突き刺さっているデザインが素晴らしい。株式会社宇部スチール製だそうです。夜は真っ赤にライトアップされるそうでよりかっこよさそう。

ときわ公園に突き刺さっているロンギヌスの槍

ということで、ぶらぶらときわ公園を見学しつつ、ときわミュージアムの入口に到着です。ときわミュージアムの入口はときわ公園の入口からもそれなりに遠くて、常盤駅から歩いてトータル30分近くかかるでしょうか。

宇部市は「アートのまち」らしく、ミュージアムの周りにはアート作品が多くありました。

こちらミュージアム入口入ってすぐのミュージアムの歴史ボード。伊藤芳夫先生のことが書かれています。長い旅路だったこともあり、伊藤芳夫という文字を見たときちょっと感動してしまいました。皇太子殿下ご夫妻に杢キリンの説明をされたエピソード素晴らしい。杢キリンというところが素晴らしい。

イベントも年中いろいろ開催されているようです。私が行ったときはヒスイカズラのイベントをやっていました。ポップもちゃんとしていて素晴らしいです。

ということで、肝心の植物園のサボテンたちは次の記事で!

後編に続く!

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