実生関連成長記録シリーズ

Boophone disticha(ブーファン ディスティカ)を実生するぞ!

Boophone_disticha 実生関連
Boophone_disticha
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アイキャッチ画像の出典はこちら・・・JMK, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

というわけで久々のブログ更新になるわけですが、先日ご厚意でトン🌵雨ざらし様より、Boophone distichaという植物の種子をいただきました。貴重な種子をありがとうございます!!!!

 

ブーファン(ブーフォン?)です。あの高級な。黄色い喋る猫でおなじみの「オヨネコぶーにゃん」ではなく、ブーファンです。ありがたいことです。

さて、ということで、私にとっては初めてのブーファンですので、AI(with DeepResearch)とWEBを駆使してちょっとどんな植物なのか改めて調べました。

 

Boophone distichaとは!?

By SAplantsOwn work, CC BY-SA 4.0, Link

  • 学名:Boophone disticha(ブーファン ディスティカ)
  • 属名:属名は、ギリシャ語で「雄牛殺し」を意味する(つまり毒性を持つ植物とのこと)。ちなみに、Boophone属は2つの種があって、一つが、どちらかというと普及種のディスティカ、もう一つが更に高級っぽいハエマントイデス(Boophane haemanthoides)というやつ。
  • 種名:種名は、ギリシャ語で「二列生の」を意味し、これは球根から左右2列に整然と扇状に広がる葉の配置を指す。
  • 和名:太閤秀吉。由来はよくわからんです 由来は後述。
  • 日本での販売価格:高い。
  • 科名:ヒガンバナ科。
  • 分類:球根植物(鱗茎: 養分を蓄えた葉が重なってできたもの(例:タマネギ、ユリ))
  • 球根:直径は最大30cmにも達する 。
  • 葉:葉は球根の頂部から2列に整然と並び、扇形を形成する 。
  • 原産地:サハラ以南のアフリカ広域(南アフリカ、ジンバブエ、ザンビアなど) 。乾燥したサバンナ、草原、森林の林間空地、岩の多い斜面や尾根など、多様な生息環境に生えている。
  • 成長タイプ:生えている場所によって夏型と冬型がある
  • 夏型:南アフリカの大部分を占める夏季降雨地域では、夏季に生育し、冬季に休眠する。7月から10月に開花 。 開花は日本では2月から4月頃かも(花→葉→休眠→花…のようなかんじで、花から葉の順で展開)トン🌵雨ざらし様情報。
  • 冬型:南西・南部ケープ州や南西ナミビアといった冬季降雨地域に自生する個体群は、夏季に休眠し、冬季に生育する。2月から4月に開花 。  開花は日本では7月から10月頃かも(花→葉→休眠→花…のようなかんじで、花から葉の順で展開)。※トン🌵雨ざらし様情報。
  • 土壌:水はけの良い砂質または岩質用土。パーライト、軽石などを多く混ぜた配合が理想。
  • 日当たり:日当たりを好む。強い直射日光は徐々に慣らす必要がある。
  • 温度・耐寒性:理想的な温度は16-27℃。霜に弱く、4℃を下回らないように保護することが推奨される。USDA耐寒性ゾーン9-11に適合。
  • 水やり生育期:土壌が完全に乾いてから控えめに与える。
  • 水やり休眠期:ほぼ完全に停止。多湿は球根の腐敗を招く。
  • 繁殖方法:種子、子球(オフセット)。
  • 毒性:全ての部位に強力な毒性があり、特に球根が有毒。幻覚、錯乱、昏睡を引き起こし、過剰摂取は死に至る可能性がある。

また、トン🌵雨ざらし様によれば、いただいた種子は冬型のやつ、とのことなので冬型をベースに栽培。

耐寒性のところの「USDA耐寒性ゾーン9-11」とは、最低気温が -1.2~-6.6℃ 、ゾーン10では -4.4~-1.1℃、ゾーン11では -4.4~4.5℃ となる地域が該当するので、私の住む関東地方では冬に家に取り込む必要はなさそう。

20250927追記
Xでトン🌵雨ざらし様から「太閤秀吉の和名の由来は甲冑であるとおもう」という情報を頂きました。その甲冑がWikicommonsの写真ではこれ。完璧に一致!

By KKPCWOwn work, CC BY-SA 4.0, Link


これは、馬藺後立兜(ばりんうしろだてかぶと)といかいうやつで、豊臣秀吉が所有していたが、1587年(天正15年)の九州攻めの際、蒲生氏郷の家臣・西村 重就に与えた。とのことです。

播種についての情報(主にAIより)

  • 種子から開花するまでに10年以上かかる場合があるため、非常に忍耐が必要となる。 
  • 種子は新鮮なうちに播種することが重要である。
  • 播種前に一晩水に浸すことが推奨される 。
  • 非常に水はけの良い用土にまき、土の表面が常に湿っている状態を保つ 。
  • 発芽には数週間から数ヶ月かかることがある 。
  • 発芽後は、徐々に強い光に慣らし、非常に薄い液体肥料を7-10日ごとに与える。
  • 煙処理をすると発芽率が上がることがある。

煙処理は、原産地の山火事がトリガーとして働いているらしいのですが、とりあえず面倒そうなのでスルー。普通に種を蒔く方向で。

また、Xのイケガミギーさまの情報によれば

①いま蒔き時(* ॑ ॑* )🌱
 種の倍くらいの深さに埋めて水をかける
②花用の土と赤玉を混ぜた土でよい
③軽石は使わない方がいい
④寒さに強い冬に家にしまわなくていい

https://x.com/ikegamigii/status/1969653231623291160

とのことでしたので、今回はイケガミギーさまの情報をベースに種を蒔いていこうと思います。

 

ということで、届きました種がこちら。12粒。グリーンピースのようです。

 

なんとなく規定通りに希釈したメネデールに1時間ぐらい漬けました。おまじないということで。

 

イケガミギーさまの情報のとおり、土はそこらへんに売っていた花・草用の土+赤玉土小粒を1:1で作ったやつをメインに、補助としていつも使っているサボテン用土を用意。

 

鉢はプラステラのいつもの。使い古しだったのでなんとなく熱湯で殺菌しました。本当は次亜塩素酸なんちゃらみたいなやつでちゃんと洗浄したほうがいいと思います。

 

そんでこんな感じ。(花土+赤玉ver)×4鉢と(我が家で使っている一般サボテンの土ver)×2鉢用意しました。種を置きます。一鉢に二粒。

 

そんで覆土します。覆土の土は、そこら辺にあったバーミキュライト、培養土、赤玉細粒とかでなんとなく。

 

なんとなく直射日光の当たらない棚の下あたりに設置。

 

ということで播種完了です。越水にしないので、毎日潅水します。

 

 

・・・

3日後

・・・

 

一粒発芽(たぶん)!

 

ということで、方向性はあってそう!

栽培環境
神奈川県の東側。南西向きのベランダ栽培。最低気温は0度ぐらい。ハウスなし。雨ざらしと屋根ありと簡易フレームでいろいろ試しながら栽培予定。

 

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