記憶にあるのは、結構根を切り詰めたってことですかね。
あれから時は経ちまして、どうなったのでしょうか。
・・・約8か月後
どーん!
うーん、なかなかいい感じに育ってるのではないでしょうか。
少し細かく観察していきましょう。
一個一個細かく見ていくと、リトープス本体が回転していることが分かります(例えば右の列の3個を昔の写真と比べてみてくださいませ)。これは、脱皮が90度傾いて行われるからだと思うのですが、なかなか面白いですね。丸い鉢に一つのリトープスを植えていたら案外気づかないかなと思います。
分頭してくれたのは、中央のオリーブ玉(Lithops olivaceae)と琥珀玉(Lithops karasmontana ssp. bella)ですね。いつも思いますが、分頭フラグってどんな条件で立つんでしょうかね。適当に植物ホルモンのBA液剤とか振りかけておけば、毎年分頭するのでしょうか。今年の秋まで覚えていたら実験したいです。
左側2列目中央の不思議な形をしていた奴も脱皮をしたら普通に戻りました。
予想通りではありますが、少し残念ですね。ちなみに以下の写真がちょうど一年前のものです。
そんで、一番大きな変化は大津絵(Lithops otzeniana)とアルビニカ(Lithops lesliei cv.’Albinica’)が消えたことですね!
脱皮が始まったあたりからほとんど断水だったのですが、残念ながら腐って消えてしまいました。
水をあげてないのに腐るかな?といろいろ考えていたのですが、よくよく周りの環境を観察したら答えがわかりました。
実はこのリトープスの入った育苗トレイ、ずっとベランダの床に置いて春先あたりからほったらかしにしていたのですが、雨自体はほとんど当たらないものの、その近くにある植物に水をあげるときに流れ出た水がトレイの下を通過、そんで育苗トレイの底面から水を吸い上げていました(写真を見ても分かるとおり、その証拠に表面が湿っています。)
なるほどですね!
断水してたと思ったら結構水を吸っていたのかもしれません。
多湿だったから腐った とは断定はできないのですが、なんとなくそんなような気がします。
ごめんなさい、大津絵とアルビニカ。
とまぁ、そんなところでしょうか。
総括としては、そんなこんなで根をバッサリ切ってもなかなか育つなぁという感じです。
こう写真で眺めてみると、生きる宝石というよりかは、やはり尻ですね。
がんばれ!リトープス!
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