グラパラリーフなるものをご存知でしょうか。いま注目の多肉植物で、健康によい食品らしいです(私は売っているところを見たことがありませんが・・・)。ちなみにこのグラパラリーフは「はりんご」とも呼ばれているらしいです。りんごの味に近いのでしょうかね。
色々検索していくと、このグラパラリーフなるものは、どうやらグラプトペタルムの朧月の品種改良品らしいです。というわけで、うちに朧月が生えていましたので食べてみます。
こちらが朧月。セリア出身。100円。ラベルに朧月と書かれていたのでたぶん朧月。ラベル間違いでユーフォルビアあたりだったら、毒液でダメージ必須。
そのまま食べてみます。いい年したおっさんの横顔のアップがきつすぎたので修正しています。
うーむ・・・。
味なのですが・・・まぁ・・・普通に・・・美味しくはないです。
むしろまずいです。むしろというかまずいです。酸味が少しあります。渋みもあります。他の食べ物にたとえるならば、マヨネーズに雑草を混ぜて1ヶ月放置したものみたいな味がします(酸味がマヨネーズに近いのかもしれません)。リンゴとは程遠い気がします。ただ、強力な催眠術でもかけられながら食べてみたらリンゴの「皮」の味に近い・・・ような気がしなくもないです。その後2,3枚そのまま食べてみましたが、気持ち悪くなるばかりです。ぶっちゃけ2ヶ月前に撒いたオルトランの味なのかもしれません。
■味の考察
グラプトペタルムはCAM型光合成を行う植物です。CAM型光合成とは、ものすごく簡単にいうと、夜に気孔を開き、二酸化炭素を取り入れて、酸を合成し、昼間にその酸を利用して二酸化炭素の還元を行う光合成方法の事を言います。サボテンとか多肉植物の大部分はこのCAM型光合成です。
この夜に蓄積される酸がリンゴ酸です。「はりんご」の語源はここからきていると思います。このリンゴ酸の含有量は、その光合成の特徴から、朝方に最大になります。私が食べたのは夕方だったので、リンゴ酸含有量が最小のときでした。朝方に食べたら、もっと酸っぱく美味しかったのかもしれません。早起きしたら試してみたいです。
というわけで、グラパラリーフは食べたことがありませんが、品種改良されて市販されている食材ですので、この記事のようにまずいなどということはないと思います!健康にも良いそうなので近所のスーパーにあったらぜひお試しください!





