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ディッキアの耐寒性と越冬について

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2年とちょっと前、ディッキアを実生しました。Dyckia ‘Gray Ops’です。

Dyckia marnier-lapostollei var. estevesiiとなんかの掛け合わせらしいですが、詳細は不明です。マルニエルさんがお母さんなので白いディッキアです。

ちなみに実生した時の記事はこちら。

LED vs 蛍光灯 vs 自然光【ディッキア実生編】
Dyckia Gray Opsの種を9月頃にいっぱいいただきましたので、LED、蛍光灯、自然光でそれぞれ育ててみました。土はY園多肉用培養土の上に、ホームセンターの種まき土をかぶせたものです。表面が乾き切らないうちに潅水しています。実験環境...

 

関係ないですけどマルニエル・ラポストレーって言うとき、エマニエル夫人を思い出しますね(前にも書いた気がします)。

 

 

さて、そんな我が家のディッキアですが、なにぶん初めての栽培でどのような栽培上の特徴があるのか日々勉強中なのですが、とりあえず水が大好きで、暑さにも寒さにも強めということだけはわかってきました。

 

というわけで、耐寒性試験の意味も含めて一部の株を今年の冬は外に出しっぱなしにしました。放射冷却ガンガンの雨ざらしです。

 

 

気温が一番下ったときで、朝方-4℃ぐらいでした。

さてさてどうなったでしょうか。

 

 

・・・

 

 

死にました
ぶよぶよです。凍結して解凍された感じです。やはり0℃を下回ると凍結して死んでしまうのでしょうか。

 

と思いきや、こちらは生きています。上の株のすぐ隣に全く同じ環境に置かれたものです。もちろん実生した日も同じ、植え替え時期も同じ、培養土も同じです。

 

寄せ植えのこちらは、おそらく左上と下のものは死んで、右上だけ生き残りました。

 

以上の結論から、生きるか死ぬかの敷居温度はおおよそ-4℃ぐらいってことですかね。

あとは個体差でしょうか。

寒さに耐えたのと寒さに耐えたのを掛け合わせれば、超耐寒性ディッキアになりますかね~!

 

 

ちなみに下の写真は、加温のフレーム内の上記と同じ実生物です。フレーム内は雨風に晒されないためか、葉表面の白色が綺麗ですね。

ちなみに、白色のディッキアなどは、頭から水をあげると白色が取れてしまうため(?)、根本にそっと水をあげるという方がいらっしゃいますが、もちろん我が家では、そんなこと関係なく頭からぶっかけます。ワイルド派なので。

というかディッキアの白いやつは粉ではなくトリコーム(チランジアの水分を吸収する機関と一緒)なので、むしろそこに水をかけるべきなのです。たぶん。 [追記]ディッキアのトリコームには色々なタイプがあってフワフワ系トリコームにはやはり水をぶっかけるのはご法度との情報をいただきました。 

ただし、やはりチランジアと一緒で、トリコーム付きディッキアは葉の間に水が貯まってしまうと腐りやすいのも事実なので、そこだけは注意。風通しと日光。とても重要。

 

 

こちらもフレーム内のやつ。この記事の写真のディッキアはみんな同じ種(同じ親)からでたものなのですが(蒔いた日も同じ)、随分と表情は違いますね。

 

こちらは、室内に退避したやつです。日照の関係から色が随分と緑色ですね。ディッキア グレイオプス

 

というわけで、イメージはなんとなくぶっきらぼうそうなディッキアですが、結構いろいろな顔を見せてくれますね!

 

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