今年も佳境に入ってきた寒い冬。
サボテン・多肉植物の趣味家に限らず、植物栽培家全員が何かと気を使う季節です。
というわけで、今回のテーマは「我が家の最低気温-4℃ぐらいまで下がる雨ざらし露地バルコニーで生き残る寒さに強い多肉植物(主に100円ショップやホームセンターで手に入るもの )」です。
※ちなみに今回ご紹介しますのは冬も雨ざらしですが、夏も直射日光雨ざらし(しかも強烈照り返しのバルコニー)です。
桃源郷(Crassula tetragona)。
夏の直射日光で葉をすべて落とすという災難に遭いながらも生き残っています。
セネキオの七宝樹(Senecio articulatus)。
たぶん錦。なんだかんだで生きていますね。
ファンファーレ(Sedeveria ‘fanfare’)。
グラプトベリアかもしれない。100円ショップ出身。子供いっぱいの元気。
なんかわかんないやつ。
名前が思い出せそうで思い出せない。100円ショップ出身。
火祭り(Crassula americana cv. Flame)。
100円ショップ出身。冬にボロボロになる→夏に復活を繰り返しています。
銘月(Sedum adolphii)。
100円ショップ出身。徒長しているかどうかは置いておいて、ものすごい丈夫。びくともしない。さすがセダム。個人的にはセダムに見えないのだけれどもセダム。
万華鏡(Sedeveria Letizia?)。
100円ショップ出身。名前の雅さが失われ実にワイルドに。
星美人だか月美人。
これも寒さにびくともしない。とても綺麗。
トップシータービー(Echeveria runyonii’Topsy Turvy’)。
100円ショップ出身。トップシータービーってこんな小さい種でしたっけ?
朧月(Graptopetalum paraguayensis)。
100円ショップ出身のやつを葉挿ししたもの。拾った数枚の葉挿しから数年でこうなるからすごい。
玉つづり(Sedum morganianum)。垂れ下がっているやつ。
拾った1枚の葉が数年でこれぐらいに。恐ろしく綺麗。
他にも乙女心とか高砂の翁だとかいろいろありますが、とりあえずこんな感じですかね。
逆に寒さにやられたのは・・・。
まずは予想外に鬼面角(Cereus pervianus)の刺なしver(このぐらいであれば復活するとは思いますが)。
刺ありverはなんともないです。寒さへの耐性は個体差か根張の問題か。袖ヶ浦とか紅花団扇などはピンピン。
あとはサンセベリアの一部や・・・(凍らなそうな硬さだけども速攻で凍る)
ユーフォルビアの一部や・・・(普及種でもやはりダメなものはダメ)
マッソニアの一部や・・・(葉は凍っても球根は死なない説もありますが)
ポーチュラカリアの一部や・・・(まぁ霜が降りたら死ぬとは言われているわけで)
その他、キッサスの一部やクラッスラの一部やあれやこれや・・・。
まぁ、寒さに弱いと言われているものは、やはり寒さに弱いですね。
(一応寒さにやられた植物達のサブのストックはあるのですが、悪いことをしました。)
というわけで、少しでも皆様のご参考になれば。
一夜の大寒波で大打撃ということもございますので皆様お気をつけ下さいませ。
コメント
はじめまして。鬼面角(Cereus pervianus)の刺なしverが寒さにやられて、刺ありverはなんともないです、か。なるほど・・・何かの参考にします。
おきでんんさん、こんにちは!
ご来訪&書き込みありがとうございます!
刺なしver、いわゆるヌーダと言われるものですが、こういった特殊園芸品種系は比較的成長が遅かったり、少し気難しかったりするようです。そういった部分も関係しているのかもしれませんね(今回はその差が大きすぎますが・・・)。
何かの参考にして下さい!(人´∀`).☆.。.:*・゚
やはりサンスベリアは寒さに弱いですね。
うちも去年ベランダ管理である程度耐寒性つけたサンスがこないだの大雪で5日ほど雪に埋もれたのですが救出した時には葉がくったくたに萎れてました・・・
逆に雷神閣は5日雪に埋もれても元気そのものでした。
さとやんさん、こんにちは!
寒さに弱いですね。予想以上に弱いです。我が家では一番初めにやられました。5日間の大雪はさすがに厳しいですね^^;
書籍やWEBでは、いろいろな植物の耐寒温度が書かれていますが、実際に体験しないとわからないことが多いですね~!