多肉業界の中でもハオルチアの次ぐらいにディープな世界。
そう、それがディッキアの世界。
そのトゲトゲの硬い葉のかっこいい名前の植物達は、多肉界でもトップクラスのオシャレメンバーです(たぶん)。
いろいろと交配も盛んで、赤かったり、白かったり、黒かったり、のこぎりみたいだったり、カッコイイやつがいっぱいいますね。形こそアガベやアロエに似ていますが、ディッキアのそのファッション性は一歩先に進んでいる気がします。あくまで個人的見解ですが。
また、ディッキアをやられている方は、その人自身もお洒落な方が多いような気がします。写真の取り方とかも含めて。やはりあくまでも個人的見解ですが。
というわけで、ディッキアです。
と言いましても、私は全くディッキアの世界には詳しくはなくて、トゲトゲの強烈なゴリラエリンギみたいな名前のやつと、白い葉っぱが特徴のエマニエル夫人みたいな名前のやつが人気ということぐらいしかわからんです(そろそろ怒られる)。
ちなみにそんなディッキアのかつての話題はこちら。


さて、そんなディッキアですが、1年とちょっと前ぐらいにいろいろと種を蒔きました。
ぜんぶ安いやつなんですけどね。
というわけで、2016年9月の頃の写真。
発芽しなかったものもありました。状況を見るに、実生環境ではなく種子の鮮度の問題でしょうか。
これぐらいの大きさのときは、とりあえず高湿度にしとけば問題ないという感じでしょうか。
エマニエル夫人も蒔きました。
・・・そんで1年とちょっと
そんで2018年05月。
どーん!
もう立派なディッキアですね。赤くも黒くも白くもないですけど、かっこいいですわ!
Dyckia BlackMoon。全くブラックではないのはどういうことか。といいますか、写真とぜんぜん違う気が!
Dyckia niederleinii × brittle star。なかなかカッコイイ。
Dyckia toothy。ひとつはおそらく芯に水が溜まって死亡。
Dyckia marnier-lapostollei。
我が家で唯一の人気ディッキア種。トリコームで白いですね。でも我が家でが水は頭からかけます。
Dyckia distachya × dawsonii。
ディッキアの植物的性格としては、経験的にはサボテンよりも強い子で、多湿にも乾燥にも暑さにも寒さにも耐えてくれる印象があります。
Dyckia beateae × brittle star。白とか黒とかの特徴的な外見がないと、トゲの生えた単なる危険な草という感じがしなくもないです。
Dyckia platyphylla。個人的にはなかなかカッコイイ。
Dyckia arizona × niederleinii。よくわかりませんが、arizonaの良さが全く出てない感じ。
そんで植え替えします。
引っこ抜いて、
子株を分けて、枯れ葉を取り除いて、根を整理して、
植えます!アガベに似ているので深植えでいいでしょう。
土はサボテンの土と同じです。ベストかどうかはわかりません。
ちなみに非選抜隊は、サボテンを植え替えたときにでた古い培養土に、ホームセンターで売ってた土復活剤を混ぜて、黒いビニールに入れて半年ぐらい寝かせたものをふるいにかけたもので植えました。鉢底にマグアンプKを少々。
これで成長に特に差がなければ、来年以降は全部この再利用土でいきます。
白かったり黒かったり赤かったりしませんが、頑張って大きく育ってほしいですね!