2013年11月、我が家のかわいい短毛丸の成長点付近の新しいアレオーレ(刺座)がどことなくフワフワしていたのです。
※こちらは当時元気だった(?)頃の短毛丸です。
「お?こんなにフワフワさせて、ちゃんと成長しているな!かわいいやつめ」と思った矢先、なんとなく、その豪快なフワフワっぷりに違和感を覚えた私は、何の気なしに楊枝の先で成長点付近をツンツンしてみたのです。
そしたら短毛丸が真っ赤な血を流しはじめました!
(衝撃的すぎて写真とるの忘れました。)
そう、私が新しいアレオーレだと思っていた白いフワフワは、食紅の原料でもおなじみサボテンにつく虫コチニールのたぶん仲間のカイガラムシ軍団でした。血は楊枝で潰れた奴らの血です!(もしかしたらワタムシかも?ワタムシも潰すと赤いのでしょうか?とりあえずフワフワしているのです。アレオーレにそっくりなのです。)
これはやばいと思い、片っ端からピンセットで摘んで捨てようとするも、プチプチ潰れてしまって短毛丸は血まみれに。成長点付近はまさに血の海に。とりあえず近くにあったエタノールをぶっかけて、近くの農協にダッシュ。スプラサイドとかいう農薬を印鑑持参で購入してぶっかけました。
農薬散布後は、虫は綺麗に消えたのですが、虫がいた部分が黒ずんでしまいました。そして成長も止まりました(たぶん冬だから?)。
※2ヶ月後の現在の短毛丸です(冬季越冬につき断水中)。
こちら成長点付近。まるで地獄の沼です。
カイガラムシにやられたあとに、よく問題となるのは「すす病」らしいです。すす病はその名の通り、すすのように黒くなるらしいのです。すす病自体は、観賞価値が下がるだけっぽいです(たぶん)。私は観賞価値をそこまで求めていないので、この黒ずみがすす病由来なのは個人的には構わないのです。生きていてくれさえいれば。。。
問題はこの黒ずみが「黒腐れ病」だった場合です。黒腐れ病とは、以前の投稿「サボテン多肉植物330種-楽しみ方・育て方のコツ」によれば、
- サボテンの頭部に黒カビのようなものがついて腐ってしまう
- 頬っておくとほかのサボテンに伝染する
- 発症したら対処法はなく確実に死ぬ
- 予防はダイセン水和剤
- とにかくいますぐ焼き払え!
というものらしいです。完全に1番は合致しています。デンジャラスです。ラスボスクラスです。
というわけで、2ヶ月たっても成長点が黒いこの短毛丸は、他のサボテンから離してあります。いますぐ燃やすべきという意見もあるかと思いますが、春まで、どうか春まで待ちたいです。
黒腐れ病でないことを祈ります。すす病とか、カイガラムシの栄養吸引による色素変化とか、症状の軽そうなやつでお願いします。黒い部分はいまも硬いし、広がってきてはいないし、腐っているという感じではないんですけどねー。
どうなることやらです。いずれにしろ春に追記予定です。
コメント
こんにちは
うちのサボちゃんも全く同じ状況になってしまい、参考にさせてもらいました。ありがとうございます。