というわけで、熱海多肉植物旅行・熱川バナナワニ園後編:本園編です!
前編を読まれていない方は↓からどうぞ
というわけで本園です。分園からバスに乗って戻ってきます。
第1号温室からスタートです!第1号温室は熱帯花木。
第一号温室入ってすぐ右に黄色いインコ様。
入ってすぐ左に緑色のインコ様。おそらく二匹揃って阿吽像のようにこの温室の守り神達なのだと思われます。かわいい。
温室全景はこのような感じ。アーチはブーケンビリア(たしか)。花が満開だとさぞ素晴らしいことでしょう。
ご存知ハイビスカス。とてもきれい。気分は南国。
面白い謎の花。
温室を抜けると金魚と鯉の池。いい雰囲気。
第2号温室はシダ。
シダの壁とハンギングシダ。
プラティセリュームことビカクシダ。
リコポディウム属のムカデカズラ。今は属名が変わってフペルジア属(Huperzia)・・・と思っていたのですが、現在はフレグマリウルス属(Phlegmariurus)だそうな。
温室全景はこんな感じ。タニワタリとかヘゴとか。
第2温室をでると次は大人気マナティ。
日本ではここにしかいないアマゾンマナティ。1969年にアメリカのマイアミから来園されたそうで、50年以上バナナワニ園にいらっしゃるそう(すごい)。お名前は「じゅんと」さん。個人的に驚くべきは、50年以上もここにいる超重鎮でマスコット的象徴にもかかわらず、お名前が決定したのが、ほんの5年ぐらい前ということですかね。
見た目のとおり、マナティは水生生物にもかかわらず根菜を食べていたのが面白かったです。あとあと調べると、マナティは「カイギュウ類」というのに属するらしいのですが、このカイギュウ類は、地球上で唯一の草食性で、草だけを食べ、魚は食べない水生哺乳類だそうです。へえ。
ド派手な仲の良いオウム。こんなに派手だと、自然界では捕食されやすくなるんではないか、と疑問にも思いますが、とりあえず異性にモテることを優先したっぽい(たぶん)。
分園にもあったカナリーヤシ(たぶん)。超立派。
上写真のカナリーヤシの根本。まじまじと観察するとなかなか気持ち悪いですがとても興味深いです。気根なのですかね?
本園の温室は熱川温泉の熱を利用しているのです。
第3号温室は食虫植物。
全景はこんな感じ。多肉植物愛好家と食虫植物愛好家は被るようであんまり被らないイメージ。
ビカクも。
第4号温室はブロメリア。
巨大ビカク玉。我が家のビカク玉もここまで大きくなるのでしょうか。
ファイヤーボールとかの塔。水をいっぱいあげたい。
第4号温室をでるとウーパールーパーがお出迎え。メキシコサンショウウオでありアホロートル。かわいい・・・かな?
エレベーターに乗って次の温室へ。メインは観葉植物。
全景はこちら。もはやジャングル。
タコノキ。小笠原諸島の固有種だそうな。へえ。
どこの植物園でも、とりあえず適当に枝から掛けておけば間違いないウスネオイデス。
6号温室を出たところのアロエ。斑入り。
第7号温室は熱帯性スイレン。本当素晴らしい温室。
とてつもなく美しく、個人的にバナナワニ園で最も綺麗だった花。スマホのカメラの性能が低いので写真では全く伝わらないのですが、実際は、緑と青が薄くグラデーションされた色が入っています。仏教では極楽浄土に咲く花「蓮華」として敬われているわけですが、実に納得です。
6号温室をでて最後の原種ランの温室へ。
コウモリラン。「ラン」繋がりなのかもしれない。
全景はこんな感じ。
いい形の温室ですねぇ。ロト6が当たったらこの形の温室を建てることを決意。
オウムカズラ。青いヒスイカズラが有名ですが、こちらはこちらで真っ赤で炎が燃えているようでかっこいいです。
世界らん展でなんとなく買ってしまうが、すぐに枯らしてしまうことでおなじみのバンダ先生。
ビカクシダの見分けがつかないことにおいては、右に出るものはいない私ですがこれはわかる。リドレイだ!
これはグランデかワンダエだ!たぶん。
オオオニバス。wikipediaによれば「1枚の葉の寿命は短く、30日ほどである」とのこと。本当!?!?数年ぐらいかと思ってました。
ランのきれいな花達。
8号温室から折り返して帰ります。帰り道に咲いていたネリネ(たぶん)。彼岸花とそっくり。
6号温室帰り道。ハナアナナスの花。チランジア。団扇みたいなのが苞葉と呼ばれるもので、改めてみてもとても面白い。不思議。
6号温室帰り道。多肉コーナー。スタペリア 鐘楼閣(Stapelia leendertziae)。非常に面白い釣り鐘みたいな花が咲くやつ。
バオバブ。星の王子様のよれば星を爆発させるおそれのある恐ろしい木。
ユーフォルビア・狗奴子キリン(Euphorbia knuthii)。クンチー。厳流島。ニョロニョロ系と思いきや塊根系。
ユーフォルビア・瑠璃塔(Euphorbia cooperi)。見たことがないレベルのぶっとさ。
セネキオ・鉄錫杖(Senecio stapeliaeformis)。花が赤くて綺麗なニョロニョロ系。
パキポディウム・ラメリー(Pachypodium lamerei)。近頃はダイソーで売っていることがある。台木としても活躍。
ユーフォルビア・キリン冠(Euphorbia grandicornis)。ユーフォルビアらしいユーフォルビア。
ハエマンサス・プベッセンス(Haemantus pubescens)。マユハケオモトと違って、夏に休眠しないらしい。
6号温室出口近くの休憩所。もはやアニメの世界。精霊が住んでそう。
外に生えていた鬼面角系の柱。花が咲いたらきれいなんでしょうねぇ。温泉の湯気がいい感じ。
根本の写真。そうとうな太さ。
最後に、本園・ワニ園前のフードコーナーでバナナジュースを頂きました。おいしい。
ということで、熱川の海の近くの旅館で一泊。
ということで
バナナワニ園。
とても素晴らしいところでした。
本当に。
来てよかったです。ワニ好きというよりは植物好きに本当におすすめ。もっと早く来ればよかったです。
植物を本当に純粋に好きな人が管理されてそうなところで、とても癒やされました。
見学の所要時間は、植物に興味がない人で2時間ぐらいでしょうか。植物に興味がある人かワニマニアは4~5時間ぐらいですかね。
さて次回の記事は、サボテン界の約束の地、伊豆シャボテン動物公園へ!
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