というわけで伊豆多肉植物の旅もついに最終章。伊豆シャボテン動物公園:シャボテン狩り工房&グランピング編です!
前回の記事とかはこちら。
- 伊豆シャボテン動物公園(第1章:シャボテン公園全体編)
- 伊豆シャボテン動物公園(第2章:南アメリカ温室編)
- 伊豆シャボテン動物公園(第3章:アフリカ温室編)
- 伊豆シャボテン動物公園(第4章:森林性サボテン・マダガスカル温室編)
- 伊豆シャボテン動物公園(第5章:メキシコ温室編 1/3)
シャボテン狩り工房とは、シャボテン公園内のサボテン・多肉植物販売所みたいなところです。
公式ページは↓のとおり。
シャボテン狩り工房はメキシコ温室を出た次の温室の中にあります。
温室の大きさ感としてはこんな感じ。温室としてはおそらく一番大きいです。
こんな感じで、地面にいっぱいサボテンがあります。
これらのサボテンを割り箸で引っこ抜いて、レジに持っていくと寄植えにしてくれるというサービスです(写真の大きな金鯱は売り物ではありません)。
なお、お値段はちょっと高めといえば高めかもしれませんが、観光地ですしそういうものだと思います。
片っ端からラベルがついているところはうれしいですね。おそらくスタッフの方から育て方などのアドバイスもいただけることでしょう。
なかなか綺麗なサボテンたちです。
サボテンの他にもユーフォルビアとか。
ハオルチアとか。
エケベリアとかセダムとかいわゆる多肉植物もいっぱいありました。
ということで、私がざっと確認したシャボテン狩りで入手可能なおおよそのリスト(2021年11月)は下記の通りです(大鉢を除く。下記リストには寄植え不可品もあったかも)。
日の出丸 | 紅冠丸 | ギムノカリキウム |
大統領 | ネオプロテリア | アロマティカス |
玉翁 | 白雲錦 | アガベ・チタノタ |
ペンタカンサ | トックリラン | ユーフォルビア・ガビザン |
錦丸 | 吉祥冠 | 王冠竜 |
マグニフィクス | 松の雪 | パロディア・ブエネッケリー |
金洋丸 | アロエ交配種 | 黒竜舌 |
翠晃冠 | 子猫の爪 | ハオルチアの仲間 |
ムラサキ丸 | グリーンネックレス | 偉冠竜 |
銀河 | 銀月 | 青王丸 |
エリオカクタス | セダム・ロゲルシー | もみじ祭り |
胡蝶の舞 | マイオトメ | 武蔵野 |
金鯱 | 月兎耳 | 凛烈丸 |
慶雲丸 | アロエ・ドニー | オプンチア |
金小町 | レデボウリア・ソシアリス | 極美丸 |
乙女心 | 花キリン | 柱サボテンの仲間 |
スザンナエ | 松の緑 | ランポー玉 |
オブツーサ | ダドレア・グノマ | 新天地 |
黒法師 | ユーフォルビア・沖天閣 | カランコエの仲間 |
アシュラ | エケベリアの仲間 | 緑のハート・コノフィツム |
黄彩玉 | リトープス | 星月夜 |
フェルニア・蛾角 | フォッケア・エドュリス | 猩々丸 |
ノトカクタス・バンブリエ | ハオルチア | 紅彩閣 |
改元丸 | ガステリアの仲間 | ハオルチア・九輪塔 |
金銀司 | わかみどり | ハオルチア・プミラ |
ルブログランディス | ポーチュラカ・ウェルデルマニー | ハオルチア・ハヤブサのツメ |
メロカクタス・マタンザナス | 紅姫小松 | ゼブラ |
金獅子 | 玉つづり | ビスコーサ |
白蛇丸 | ブロンズ姫 | ハオルチア・アテナータ |
金晃丸 | セダム・オーロラ | 月影丸 |
ブカレリエンシス | 虹の玉 | 瑞昌玉 |
ブエネッケリ | 紅稚児 | 魔界麒麟 |
緋花玉 | マネーツリー | 銀世界 |
姫キリン | クラスラの仲間 | 雪晃 |
小人の座 | 多肉植物いろいろ | コノフィツム・ルゴサ |
紅キリン | セデベリア・レティジア | 澄心丸 |
マユハケオモト | エケベリア | 縮玉 |
将軍 | 名前不明 | ガガイモの仲間 |
ハンニャ | ササガニ | 老楽 |
海王丸 | 豹紋 | 明星 |
こんな感じで大きめのやつもあったりします。
以下、シャボテン狩り工房付近の植物(売り物ではありません)とか。
すんげえ立派なアロエやアガベやサボテン。
岩石獅子とか。
なんかかっこいい塊根系のやつとか。
フェロとか。
マグニとか。
ちゃんと見ていくと本当に面白いです。
大型ユーフォとか。
すばらしい。
ということで、こんな感じ。
結局のところ、シャボテン狩り工房では、わたしは電車で来ていた関係で何も買いませんでしたが、普段サボテンや多肉植物にあまり興味ないであろう他のお客様たちが、「あれがかわいー」、「これがかっこいい」といろいろ楽しそうにしていたので、私も楽しかったです。
・・・
そんでシャボテン公園の旅、最後はグランピングです!
「グランピング」とはたぶん最近の言葉なのだと思いますが、正式な言葉の定義はよくわかりませんが、私が感じるに「TVとかでも流行ってそうないわゆる”キャンプ”とか”バーベキュー”というやつに行きたいけども、道具とかないし、準備とか後片付けもめんどいので、全部用意してもらって、いたれりつくせりで”それっぽいこと”をしたい!」という需要に答えたアクティビティーのことだと思います。
そんなグランピングなのですが、なんと数年前にシャボテン公園のすぐ横に施設ができたらしいのです。私が今回、シャボテン公園行きを決めたのもこれが決め手でした(私はグランピング初めてです)。
公式ページはこちら。
というわけで、とんでもなく楽しかったシャボテン公園を後にして、グランピング施設に向かいます。グランピング施設は、シャボテン公園を出て徒歩1分ぐらいです。
入り口はこんなかんじです。あいにくの雨模様。フロントもテント型ハウスです。なお、フロントの方のお話によれば、宿泊者にはシャボテン公園のチケットの割引券がもらえたようなのですが、下調べゼロのわたしは当然知らなくて、シャボテン公園で遊んだ後でしたので、ちょっと損をしてしまいました。
そんで、こちらが今回泊まるやつ。テント型ハウスとすぐ横にバーベキュー用場所が用意されています。ハウスはもちろん、バーベキュー用の場所も共有ではなく専有部分です。バーベキュー用の場所は11月でしたので保温と雨除けのために、ビニールシートで囲まれていました。ということで、雨が降っていても安心です!晴れた夏の日なんかは、ビニールの囲いが無いのかもしれません。
この写真の奥の霧がかかった真っ白い部分は、晴れていたら綺麗で雄大な大室山があったのでしょうが、あいにくの雨でしたので・・・ええ。。ハウスは、ドラゴンボールのホイポイカプセルのような感じでオシャレ。
中身はこんな感じ。和洋室という部屋を予約していたので、ベッド+こたつです。大きな窓からはバーベキュー場所など外が見えます。テレビもあります。晴れていたら星空が見えたことでしょうが、あいにくの雨でしたので・・・ええ。
ハウス内反対側の景色。空調に冷蔵庫に空気清浄機などもあります。まさにいたれりつくせり。
こちらバスルームにトイレ。キャンプどころか、もはや西洋の王様が入るようなお風呂です。このバスルームの他にも、実はグランピング施設には露天風呂(こちらは共用)もあったのですが、あいにくの雨でしたので・・・ええ。
もちろん歯ブラシやドライヤーとかそれ系もいっぱい用意してあります。部屋着も用意してあります。できたばっかりの施設なのでとても綺麗です。
こちらがバーベキュー場です。スタッフの方が食事を運んでくれて、バーベキューマシンなどの使い方、食べ方などを教えてくれたのち、自分で焼いたりしていくシステムです。
夜はこんな感じ。霧で幻想的。星などは見えませんでした。あいにくの雨でしたので・・・ええ。
メニューは串に刺さった、いわゆるバーベキュー的なものの他に、チーズフォンデュやブイヤベース、デザートなどが用意されていました(予約が必要です)。写真というかカメラが素人撮影なのであんまり美味しそうに見えないかもしれませんが、これがかなり本格的な味で実に美味しい!
焼き物はこんな感じ。実のところ食事にはあんまり期待していなかったのですが(素材そのものを焼いたりすれば、どんなものでもほとんど同じだろうという貧乏感覚のため)、なんか食材自体の”質”が本当に高くて、驚きの美味しさでした(外で食べてるという心理的影響もあるのかな?)。そんでかなりのハイボリュームです。焼いたあとハウスに持ち込んで数時間かけてゆっくり食べるレベルで。
食事自体はとても満足でしたが、一点、今後行かれる人にアドバイスをするとすれば、「飲み物は基本的に持参する必要がある」ということですね(室内に水などは少し置いてはある)。フロントにもほんの少し飲み物は売っていますし、大室山のリフト乗り場付近にも自販機はあると言えばあるのですが、特に後者は日が落ちた後だと、道中真っ暗で、霧がかかっていると、もはや「バイオハザード」や「サイレントヒル」かと思うぐらいの道のりで難易度が高めです。
そんで消灯。
・・・
そんで起床。
朝はこんな感じ。朝起きたら朝食がバーベキュー場所に用意されており、保温カーテンも開いてました。「アッポー」と鳴く謎の鳥の声がとても雅でした。
外はこんなかんじ。晴れていたらもっともっともっともっと綺麗な大室山が・・・(以下略)。あいにくの雨でしたので・・・ええ。
朝はポータジュにホットサンドを自分で作ります。これもまぁいわゆる普通のホットサンドといえばホットサンドなのですが、何故かよくわかりませんがとんでもなくうまいです!前日などに旅館でそれなりにいい感じの伊豆の朝食をいただきましたが、こちらのホットサンドのほうが美味しかったぐらいです。
ポタージュ(カボチャ)とかもこれで温めます。これにホットサンドを少し付けて食べるのが本当に美味しい!
そんなこんなで、チェックアウトして終了です!
ということでグランピング施設自体はとても満足でした。
ただ、わたしが唯一苦言を呈するならば、なぜテント型ハウスの形をサボテンの形にしなかったのか(丸いハウスに刺を付けなかったのか)。ということですかね!
あと、やっぱり晴れてるほうがいいと思います!
・・・
その後、すぐ隣の大室山にも結局登りました。あいにくの雨でしたが・・・ええ。
なかなか写真では伝わらないのですが、結構な雨なのです。右より下部の白いテント群はグランピング施設です。写真には写っていませんがその右あたりがシャボテン公園なのです。
ということで
ありがとう、さようなら伊豆シャボテン動物公園!
また行きたい!すぐにでも!
コメント
素晴らしいサボテン公園、載せていただいてありがとうございました。
私も、別のサボテン公園を載せてみたくなりました。私のブログ「さぼてろねあ帝国」にカテゴリ「サボテン公園」で載せてます。よろしければ閲覧いただければ幸いです。