栽培環境構築関連

サボテン用20Hz赤色低周波刺激装置の製作

栽培環境構築関連
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よくわかりませんが植物は低周波刺激でよく育つらしいのです。
エビデンスは以下のリンクから。
要約(誤訳御免)すると以下のとおりです。
  • 植物体内に流れる微弱な電流の交流成分を見ると、その植物にどの栄養素が不足しているかがわかる(例えば、トマトのリン低濃度状態では30Hz付近、マグネシウム低濃度状態では13Hz付近に交流成分の周波数ピークが現れる)
  • 栄養素欠乏状態の植物に20Hz程度の低周波赤色光を照射すると、栄養素欠乏状態が改善する(すごい!
  • 赤色光は、極めて弱くてよく、1μmol・m^-2・s^-1程度の強さでよい(学校の蛍光灯の下あたりが10μmol・m^-2・s^-1らしいので、以下に弱い光でよいかがわかります)
  • さらには、刺激は低周波であれば、赤色光のみならず、磁力、電気、振動(音)、などなんでもよい(すごい!!
 
よく野菜や果物の栽培にクラシック音楽をきかせるとよく育つなどと聞きますが、それもこれに由来しているのかもしれません(音による共振現象によって毛細管現象が促進され、根からよく水を吸うようになるという理論もあるようですが真相はわかりません)。
 
 
というわけで今回は、サボテン用に20HzのパルスLED照射装置を製作します。本当は、電極を埋め込んで交流成分を検出して(栄養素欠乏状態を観測して)、それをフィードバックする装置を作りたいのですが、時間がないので省略します。
 
 
装置の概要は以下のとおり。
LTSpiceでの回路シミュレーション結果は以下のとおり。ディーティー比をどうすればよいかはよくわからなかったので適当に50%ぐらいにしました。
 
 
完成したブレッドボード上の回路がこちらです。LEDドライブ用のFETは手元なかったので省略しました。

 



完成した装置の動画はこちら。動画にするとパルス具合がわかります。ちなみに以前電照栽培用20KHzパルスLEDを作った時は、まったく点滅しているようには見えませんでした(当たり前ですが)。
 
 

というわけで春以降にこの装置をフレーム内に貼って実験していきます!

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