※現在、家が大規模修繕中のため、少し昔に撮りためた写真で記事を書いています。ですので少し時間軸がズレています。
というわけで前回の記事はこちら。
というわけで、謎のサボテンPfeiffera ianthothele(たぶん読み方は、プフェイフェラ イアントテーレ)です!
プフェイフェラ属という聞いたこともない属のサボテンです!
私が考えるに、誰も別に興味がないという意味でレア物的存在の着生サボテンです。
また、前回の記事では、Lepismium属(レピスミウム属)からPfeiffera属になったと書きましたが、先程見たllifleによればLepismium ianthotheleがアクセプトネームっぽいです。ここらへんの正解はよくわからんです。
ちなみに、さっき知りましたが、伊藤芳夫先生の「サボテン科大辞典(266属とその種の解説)」によれば、和名は「角紐(カクヒモ)」らしいです。
というわけで、うちのPfeiffera ianthothele。
2017年ぐらいにドイツから来た種を蒔きました。
2017年ぐらいに、紅花団扇(Opuntia bergeriana)に接ぎました。
そんで成長しました。
これが前回まのであらすじ。
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あれから1年ぐらい経ちまして。。。
ついに花が咲きました!
宝石を散りばめたような美しさ!
横から。オプンチアの花みたいに、実っぽいイガイガの玉みたいなやつ(あれは子房で合っていますかね?)から咲いているように見えます。
シノニムにRhipsalis ianthotheleとあるように、実にリプサリスっぽい花ですね。
ちなみに、下の写真だと本体の先端に、変なイガイガボールが他にもついているように見えますが、おそらくこれも花が咲いた後なんだと思います(ぶっちゃけ花が咲いていたのに気づきず、撮影チャンスを逃しました)。
イガイガボール拡大。刺が生えてますね。もし自家受粉でもした結果の実とかだったら熟したら採取しようと思っていたのですが、数週間見ないうちに、いつの間にか消失していました。
Wikicommonsの写真によると、実は下のような刺は生えているものの、半透明っぽいイガイガボールみたいなので、種は実らなかったのでしょう。
By Frank Vincentz – Own work, CC BY-SA 3.0, Link
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で、それから半年後ぐらい。紅花団扇の台木の限界なのか、Pfeiffera ianthotheleがそういう性質の植物なのよくわかりませんが、枝が完全に木質化しました。最初は枯れたと思いましたがそういうことでもない様子。
木質化したところから新しい枝が。
こっちも。ちゃんと生きているのね。
と、ここまで育ててきて、私としては、実に不思議な感じで、とても面白い植物だなぁと思いましが、まぁ正直、
あぁこりゃ人気はでないな!
と思いました!
リプサリスに刺(しかも痛い)が生えたって感じですかね!
私は好きですけどね!
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