我が家の美しいサボテンを永遠に残したい!後世にこの美しさを伝えたい!
でも、どうしたらいいだろう。。。。写真では、一つの角度からの二次元情報しか伝わらないし、ホルマリン漬けやメタクリル樹脂で固めるのはかわいそう(色素も抜けてしまうような気がするし、樹脂固めは多肉植物など水分が中にあるとあとあと腐りそう)
一体どうしたら・・・。
・・・
そうだ、とりあえず3Dコンピュータグラフィックにして、座標情報を永遠に残そう!
というわけで、前回の記事はこちら

ちなみに、似たような記事はこちら

というわけで、植物の姿を永遠に残すという目的と合致しているかはさておき、とりあえず今回は我が家のサボテンをほとんど3DCGの知識なしに、3Dモデル化してみます!
なお、上記の前回の記事ではAutodeskさんの「123D catch」というソフトウェアを使用したのですが、今回は同じAutodeskさんの「Recap photo」というのを使いました。このソフトウェアは、リアリティ キャプチャ ソフトウェアというものらしく、被写体の大量の写真から簡単に3Dデータを作ってくれるものっぽいです。ちなみにこのソフトウェアは実は先述の「123D catch」の後継の後継ぐらいソフトウェア(の付属?)っぽいのですが、詳しいことはよくわかりません。ちなみに大元のソフトであるRecap proは有料ですが、30日体験版はあるようです(学生は無料なのかな?)。
てなわけで興味があるかたはAutodeskさんのページに飛んでもらうとして、とりあえず体験版でGOです!
被写体はこちら。ギムノカリキウム・海王丸(Gymnocalycium denudatum var. paraguayensis)
まずはサボテンを机の上に置いて、サボテンを中心に、カメラマンが回転する形で写真を100枚ぐらい取ります。真横から撮ったり、ちょっと上から撮ったりしました。サボテンの廻りを2周ぐらいですね。とても疲れました(ちなみに、後からみたら100枚中30枚ぐらいはブレブレの写真でした)。
それらの写真をソフトにアップロードで処理開始。

で、処理を待つ。
・・・
そしてドーン!
3Dモデルの完成です!

メッシュ的にはこんな感じ。すごく細かいっす。ただやはり刺とか再現厳しいですね。

マテリアルなしだとこんな感じ。
動画にエクスポートするとこんな感じ。
そんで、ファイルを「FBXファイル」にエクスポートして、Sketchfabという3Dデータ共有サービスでアカウント作って(このサービスって無料アカウントだと1ヶ月に1個しかアップロードできない?)、ファイルをアップロードして、ブログに埋め込んだものがこちら。グリグリ動くはず。
いかがでしたでしょう。
うーん、数年前に比べるといろいろ進化している気がしますねえ。
本当はここから、細かい部分を3Dモデリングソフトで修正していって、3Dプリンタで出力までできれば完璧なのですが、私にはそんな技術は皆無なので、とりあえずはここまで。
というわけでなかなかいい感じに仕上がった感じでしたが、ソフトウェアが有料なのがちょっと敷居が高いですかね。。。




