○○に行ってきたぞ関連

ディズニーランドに植物見学に行ってきたぞ2020年夏【前編】

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かつてこのブログでもなんども言及しておりますが、

東京ディズニーリゾートは植物園

なのです。

東京ディズニーリゾートには植物種類約6000種、約64万本が生きていると言われています。

東京都神代植物公園が植物資料約5000種で11万点、神奈川県立フラワーセンター大船植物園が約5700種という規模ですから、その植物園としてのレベルがわかると思います。

それにも関わらず、ディズニーリゾートで植物を撮影している人を私は見たことがありません。これは植物好きとしては、とても寂しいことです。

ここだけのはなし、隠れミッキーよりもトックリキワタを探したほうが面白いと思います。

・・・

というわけで、少しでもディズニーの植物を知ってほしい!ということで本記事を書いています!

ボリューム多めにつき、前篇・中編・後編の三部作で。

ディズニーに興味ある人も、今まで興味がなかった人も、ぜひ見ていってほしいです。

 

というわけで以前の記事はこちら。

ディズニーシーに植物見学に行ってきたぞ!(多肉植物編)
というわけで、前回の記事はこちら 満を持して多肉植物編です! アオノリュウゼツラン Agave americana 言わずとしれたディズニーシー最大の多肉植物。荒れた山肌によく似合います。暑さにも寒さにも強い。アラビアンコースト。 アガベ ...
ディズニーシーに植物見学に行ってきたぞ!(一般植物編)
ディズニーリゾートは実は約6000種類の植物が植えられている最高の植物園なのであります(私にとって)! というわけでかつての記事はこちら 参考:花と緑の散策|Enjoy!東京ディズニーリゾート こちらの本を片手に出発です! (本記事では本当...
ディズニーシーの植物たち(一般植物編)
というわけで、前回の記事はこちら。 今回は一般植物編(=多肉植物ではない)です。多肉植物に比べて全く詳しくありませんので、いろいろ間違いがあると思います! それでは早速スタート! シュロでしょうか。 柳でしょうか? でっかいドラセナ的な何か...
ディズニーシーの植物たち(多肉植物編)
というわけで、行ってきました!ディズニーシー! というわけで、そこら辺の植物園にも勝るとも劣らないディズニーリゾートの植物の魅力を掲載です! ちなみに前回の関連記事はこちら。 黄覆輪のベネズエラアガベ(Agave desmettiana)で...

 

というわけでスタート!

 

ルリマツリ。またの名をプルンバゴ。漢字で書くと瑠璃茉莉。茉莉花(ジャスミン)に似ていますよということ。とても儚そうで美しい。クリッターカントリーあたり。

 

ニチニチソウ(たぶん)。漢字だと日々草。初夏から晩秋まで次々に花が咲くためその名前となったようです。キョウチクトウ科パキポディウムの花に似てますね。ちなみに、ニチニチソウには、「ビンカアルカロイド」という10種以上のアルカロイドが、含まれており、食べると危険。

こっちもカラフルなニチニチソウですかね。たぶん。

 

前回シーで見つけられなかった伝説のミッキーマウスツリーこと、オクナ・セルラタ(たぶん)。ただし、実がどっかにいってしまっていたため、ミッキーマウスには到底見えず。残念。

遠くからはこんな感じ。

 

スイレンボク(たぶん)漢字だと睡蓮木。花の形が睡蓮に似ているらしいですが、その花の構造はシンプルでありながらも洗練されていて、とんでもなく美しいです。アドベンチャーランドあたり。

 

コリウス。見た目の通りシソ科。そのきれいな模様から、葉を鑑賞する場合が多いかもしれませんが、花も実に雅だと思います。いわゆるシソの実ですね。食べられるんですかね?アドベンチャーランド付近。

 

プルメリア。ほんのちょっと花が残ってました。南国を感じさせる素晴らしい植物。キョウチクトウ科なので、幹はパキポなんかの質感にも近い。

 

インドゴムの木。ご存知、観葉植物の重鎮。非常に強健。どす黒い葉っぱカラーと新芽の鮮やかな赤色が魅力。日光は好むが実は高温は好まないらしいです。

 

クワズイモ。こちらも観葉植物会のトップ。外で越冬できるのかしら?里芋に似ていますが、シュウ酸カルシウムが多いため、名前の通り食べれないです。

 

ネオレゲリア。たぶんファイヤーボール。ブロメリア科。育種交配が繰り返され現在では、2000種を超える交配種があるそう。そして巨木に着生させるのは、全着生植物愛好家の夢。

こちらは緑が濃い色のネオレゲリア。ちょっと前までの高温多湿のせいか、すごく元気が良さそう。

なんかでっかいやつ。塗料をぶっかけたようなビビッドピンクがとても綺麗です。熱帯雨林感が満載です。

こちらも言葉を失うレベルのかっこよさです。カリブの海賊あたり。庭にこんなのが生えてたら楽しいでしょうなぁ。

 

プラタナス(たぶん)。シーのメディテレーニアンハーバーにある傘状に仕立てられたやつが有名。いわゆる鈴懸の木。クリッターカントリーの奥のなかなかいかないところ。

 

この形が花として全開だとして、なんでしょうなぁ。ウナズキヒメフヨウ(スリーピングハイビスカス)でしょうか?アドベンチャーランド付近。

 

デュランタ。和名はハリマツリ、タイワンレンギョウ。熱帯性花木。鮮やかな紫色が目を引く、すばらしいお花で非常に綺麗。スイスファミリー・ツリーハウスの近く。

 

なんだかわかんないけども、塊根マニアが好きそうなユッカ的なやつ。こんなお肌がつるつるのやつありましたっけ?

 

ブルーバイユー・レストランの中に飾ってあった、おそらく(のフェイク)。ブルーバイユー・レストランは常に夜の設定のため、常に暗いのです。フェイク品の使い方がとても有効ですね。

 

同じく、ブルーバイユー・レストランの天井にかかっている、チランジア・ウスネオイデス(のフェイク)。当然木もフェイク。

 

ストロビランテス(たぶん)。キツネノマゴ科。紫色の葉っぱが寄植えのアクセントになりますね。

 

人気観葉植物のフィカス・ウンベラータ。クワ科の植物で原産地では10mほどの高さになる常緑中高木らしいです。

 

ホルトノキ。ディズニーリゾート庭師の方々が記念樹(参考:株式会社グリーンウイングスジャパン – 投稿)とよぶ木。クリッターカントリー入り口。

ここに持ってきた30数年前は今ほど温暖化が進んでいなくもっと寒かったので、この樹を枯らさないために一所懸命でした。

【公式】【花と緑の散策】|東京ディズニーリゾート・ブログ | 東京ディズニーリゾート

なかなか感慨深いですね。1年中どこからしらが紅葉しているのが特徴らしく、この日も黄色い葉がありました。

 

タブノキ。クスノキ科タブノキ属の常緑高木で神社とかによくあるやつ。ディズニーランドの中で最も太い木(豆知識)。その円周は3.5mを超えるらしいです。

幹のアップはこんなかんじ。ディズニーリゾート30年の歴史です。カリブの海賊前。

 

マテバシイ(たぶん)。ブナ科の常緑高木。どんぐりが実ります。チャイナボイジャー付近。

 

マツバボタン。ポーチュラカ。葉っぱ多肉質で、高温と乾燥に対して非常に強くて、大変強健です。ホロビンソウ(不亡草)とも呼ばれるぐらい、滅ばないらしいです。

 

これはサルビアですかねえ。でも葉っぱが違うような。

こちらはサルビアっぽい。ホーンテッドマンション付近。ホーンテッドマンションには青い花がよく似合います。

 

アカンサス。和名はハアザミ。寒さには比較的強くて、地域によっては霜よけなどは不要らしいです。

 

雑草かどうかわかりませんが、アサガオヒルガオ。ウエスタンランド付近。

 

ジャングルクルーズのQラインに飾られているインコアナナス属のVriesea ‘Fulgida’の絵です。実はこの絵は、L’ Illustration horticole (1854-1896) Ill. Hort という本に載っており、ここで読むことができます。このジャングルクルーズ豆知識は、おそらく私が世界で初めて言及したと思います。デートで乗るときに話題として使っていいですよ!!ドン引きされると思いますが。

 

オオオニバス。のフェイク。スイレン科の水生植物で子供が乗れることでおなじみ。ジャングルクルーズ内。

 

インパチェンス(ニューギニア・インパチェンス)?葉の色が独特でアクセントにいい感じ。

こっちもインパテェンスかな。

 

サンタンカ。もしくはイクソラ。沖縄では自生しているらしいアカネ科の低木。赤い紫陽花のようで面白いです。

 

クロサンドラ(たぶん)。別名サマーキャンドル。まったくキャンドルに見えませんが、もっと花がわーっと咲くと、キャンドルが垂れているように見えるそうです。とてもおもしろい花の形。

 

というわけで、中編につづく!

ディズニーランドに植物見学に行ってきたぞ2020年夏【中編】
というわけで前編はこちら ディズニー庭師さんが案内する「ディズニー植物見学ツアー」とかやってくれないですかねえ。植物まつわるエピソードとか、苦労話とか聞きたいですなぁ。 というわけでGO! カラテア・ドッティ。たぶん。強い光が苦手で高温多湿...

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