イレクターパイプで温室をつくるぞ!(完成編)

前回の記事「イレクターパイプで温室をつくるぞ!(構想編)」からついに完成!冬に間に合いました。

外観。バルコニーの手すりより高さは低いです。台風およびマンションの大規模修繕の時に、部屋に温室ごと入れられるように、窓を通れる大きさです(但し重すぎて一人で運ぶのは不可能です)。

後ろからの写真。排熱用のPCファンが2つです。イレクターパイプと塩ビパネルの間には隙間が数mm程度あり、冬はさらなる対策が必要です。サニーコート等で温室全体をくるみ、ヒーター稼働予定です。問題は実は冬より夏で、ルーフバルコニーの照り返しによる温度上昇は極めて危険です。いまのところ遮光を強くし、側面パネルを外して、通風を多めでいくぐらいしか対策がありません(どうしよう)。とりあえずスタイロフォームやカネライトフォームのような断熱材を温室内の床に敷くという案があるのですが、どこまで効果があるやらという感じです。

もちろん蓋も空きます。アクリルの板厚の想定ミスでかなり重いです。

フルオープンにも出来ます。なお側面の台形の部分のアクリルは工具なしで取り外しができる仕様です(先述の夏とか用)。

温度センサ、湿度センサ、照度センサ。詳細は「サボテン用温室の温度、湿度、照度をリアルタイムで測定するぞ」を参照のこと。温度センサは本来は温室内の日陰に置いておかなければいけないのですが、現在は日向です(特に理由はありません)。

センサーデータは以下のとおりです。「ベランダ」とかの名称は仮なので正確ではありません。インラインフレーム版が↓。実際の大きく見たい場合はhttp://www.symphonic-net.com/mogi/cactus/graph.php

ファンはサーモスタットにつながっています。センサー部が日陰になるようにアルミシートで覆っています。

サーモスタットの詳細は以下のページ参照です。もちろん冷却用サーモ(グリーンサーモFP-12)です。
<画像クリック

天板は、紫外線透過型アクリライト000/3mm(三菱レイヨン)です。一般の店には売っていないです。そして高価です。三菱レイヨン様の代理店さんを通じて、見積をお願いして購入いたしました。紫外線透過の効果はわかりませんが(高山性サボテンの花芽に関係するとか諸説ありますが)、栽培不良が起きた時に、「紫外線が足りないからだ!」とならないようにというだけですね。

側面は一般のアクリル(2mm)です。全面と後面は塩化ビニールPVC(2mm)です。理由は特にありません。安かったからです。

ファンはいらなくなったPCからとりました。電源は12V。防水ではないので、このままだと危険です。

電源は屋外用ドラム。

室内のBeagleBoneBlackによる温度センサ。温室内、温室外、室内、実生ボックス内を5分単位で24時間測定(予定)。WEBにロギング。詳細は「BeagleBoneBlackによる温度測定、ファンコントロール」参照。

Arduinoによる、湿度、照度の測定。湿度センサがBeagleBoneBlackでは、正確に動かなかったため、Arduinoになっています。詳細は「サボテン用温室の温度、湿度、照度をリアルタイムで測定するぞ」を参照のこと。

通信は窓からです。鍵は締まります。赤黒の線がセンサー線。白い線がドラム用電源線(100V)。このやり方は美しくないですし、線も傷つきますので、本来は空調の穴を通して外と通信するのがよいかと思います。

外側はこんな感じ。100V線は断線すると危険なので、専用の100V用ウインドウケーブルを使用しています。センサー線の紫外線による劣化については、これからなにか対策する予定です。ウインドウケーブルとドラムコードはホットボンドで雨が入らないように固めています。水が入る可能性がある家電は漏電遮断機をつけたほうが良いと思いますが今のところついていません。

使用したウインドウケーブルは以下のリンク参照です。
 <画像クリック

ドラムからファン(サーモ)につながっています。

というわけで、サボテンのみんなおおきくなあれ!




■追記


記事投稿後に、ツイッターにて「これは温室ではなくフレームである!」というご指摘を頂きました。「温室」とは人が中に入れるものをいうそうです。だからこれは温室ではないと。






・・・






違います!







中に人が入れるのでこれは温室です!

ちなみに11月の朝7時です。 
※温室(?)の中は予想よりも暖かかったです!



という身体をはったネタでした!

というわけで本来「温室」というのは「人が中に入れる」ものをいいます。簡易温室・室内温室は、温室ではなくて「ケース」、ワーディアンケースといいます。本記事の片屋根の栽培施設は正確には「フレーム」だそうです!P先生ご指摘ありがとうございました!

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スーパーサボテンタイム管理者

2013年に知人宅にあった金鯱の美しさに一目惚れして、サボテン栽培を開始する。栽培場所はベランダとルーフバルコニー。好きなサボテンは海王丸。

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