まず、球の中心にヘゴ板の残骸(ヘゴブロック)を用意します。木炭とかでもいいようです。
それにピンバイス(ハンドドリル)で穴を開けます。
盆栽用アルミ線です。腐らなくて強度があることが重要です。たぶん。
開けた穴にいろいろ通して、吊り下げます。作った後に感じましたが、吊り下げる線は二重、三重ぐらいがいいです。予想以上に水分を吸った水苔は重いです。
水苔を水に戻します。
麻紐を用意します。腐らなければなんでもいいような気がします。麻紐よりも適したものがあると思います。シュロ縄?とか。ビニール紐でもいいのかもしれません。
ビカクシダを鉢から出します。貯水葉の状態を見るに、3株が1鉢に入っていました。たぶん。
根鉢を崩します。最初は丁寧に丁寧にやっていたのですが、根が強くて埒が明かないので、ブチブチ外します。
3株くっついていたので、それぞれ外しました。難易度が一番高い部分です。パワーでブチ!と外しました。これで正しいのか全くわかりません。下の写真は外した1株目。
2株目。写真ではわかりませんが、根が殆どなくなってしまいました。
3株目。小さい胞子葉(芽?)を傷つけてしまいました。今思えば、この種のビカクシダは子株を多く出すので、安全を考えたら無理に3株に分けなくても良かったのかもしれません。
ヘゴのブロックに水苔を包んでいきます。
ある程度包んだら、紐で縛りました。難易度高いです。紐は適当に何回もくるくるさせました(正しいやりかたなのかどうかよくわかりません)。サッカーボールなどを入れたりする細いネットみたいなものがあると便利だなとおもいました。
なんとなく球体になったら、株をくっつけ縛ります。貯水葉の上から縛りました(正しいやりかたなのかどうかよくわかりません)。私の理論によれば、新しい貯水葉が生えてきて、全体を覆ってくれるはずです。
完成です。真球には程遠いですが、完成です。
ベランダに吊るして完成です(もうひとつ作ったので2個あります)!こんなかんじでスーパーオシャレベランダになりました。自由が丘あたりでは、素人さんに1万円ぐらいで売れそうです。
■2014年12月追記
さて、初めて作ったビカク玉2つ(2014年05月)の半年後の結果です。
まずビカク玉第一号!大きかった方ですが
・・・
天に召されました!
夏の直射日光に間違えてあたってしまい、カラカラに。そして台風の強風で吊るしていたアルミ線が切れて、ふっとび、ぐしゃぐしゃに。本当申しわけないことをいたしました。
アルミ線2本ぐらいでは全然甘いということがわかりました。
そしてビカク玉第二号!小さかった方ですが
・・・
生きています!
貯水葉大きくなりました!
胞子葉も元気です!
ふさふさの芽。
ただ、一つの玉に3株植えたのですが、残り2つの芽は、かなりデンジャラスです。かろうじて生きているというか、かろうじて死んでいるという感じです(?)。
でもひとつの芽だけでも生きていればよいのです!数年後には不定芽でいっぱい増えてくれることでしょう!たぶんですけど!
育ててみてわかったことは、この球形の吊るしは、外で育てているときは特に、とんでもないスピードで乾いていくということですね。とりあえず軌道に乗るまでは室内栽培がいいかなと思いました。
というわけで、一次結果報告でした。
コメント
私も同じようなことをしたいと考えていました。
読んでいて、非常に面白かったです(「たぶん」というあたりが)。
その後どうなったか、是非教えてください!
匿名さん!こんばんわ!ご来訪ありがとうございます!
憧れですよね!ビカク玉!
ではビカク玉ハンギングの現在の様子を、明日あたり、本記事に追記という形でアップしたいと思います!ご期待ください(期待の結果になっているかは別問題ですが・・・^^;)!