というわけで、よくわからない柱サボテンの勉強の時間がやってきました!
これです!
エスコントリア属の白焔柱(はくえんちゅう)です!
学名はEscontria chiotillaだそうです。
ちなみに海外にて特に食用の実を表すときは、jiottillaという表現が多いようです(私がWEBを調べる限り)。
そんなあまり聞いたことのない柱サボテン、先日、カクタス広瀬様(WEB:サボテンと多肉植物の事ならカクタス広瀬まで!)のところで購入させていただきました。
ちなみに購入時のの会話。
私「エスコントリア?ってなんですかね?そんな属ありましたかね?」
店員様「なんでしょうね?私もあまりよくわからないですね・・・」
なるほど!
というわけで調べました!
Escontriaは属名であり、Don Blas Escontriaさんというメキシコの人に由来するらしい。
その種であるchiotillaはその属唯一の種であり、柱サボテンマニア歓喜のいわゆる一属一種であります。
※一属一種という響きはいつ聴いても最高です!今後好きな言葉は?って聴かれたときには「一属一種です!」って答えてもいいくらい。
以前のEscontria属には、この白焔柱(Escontria chiotilla)以外にも、Escontria lepidanthaというこれまた謎サボテンがいたらしいのですが、最近はPachycereus lepidanthusとしてパキケレウスになったようで、現在は白焔柱(Escontria chiotilla)が唯一の種のようです。
また、白焔柱(Escontria chiotilla)は、長い間、その特徴の類似点からMyrtillocactus chiotillaとしてミルチロカクタスとしても扱うこともあったそうです。
確かに、このサボテンをカクタス広瀬さんで初めて見たとき、仙人閣(Myrtillocactus schenkii)に似てるな~って思ったんですよね。
仙人閣(ミルチロカクタス)我が家より
仙人閣(ミルチロカクタス)Wikicommonsより
By Consultaplantas – Own work, CC BY-SA 4.0, Link
というわけで、そんなエスコントリアのサボテン。
仙人閣と同様、見た目はまったく面白くありません。
白焔柱(エスコントリア)Wikicommonsより
By Amante Darmanin from Malta – Escontia chiotilla Uploaded by berichard, CC BY 2.0, Link
写真を見ても分かる通り、なんだろう、あぁ柱サボテンですね!って感じの柱サボテンです。これ以上ないというぐらい地味です。
せっかくなので、もう少し調べてみますと。。。
Escontria chiotillaは、その生息地で年に2回、3月から5月、7月から8月に花を咲かせるそうです。花はその地方の柱サボテンとしては特徴的で、黄色でカップ型だそうです。
また、その果物は、暗赤色でぶどうの粒ぐらいの大きさで、原産地では、地元の広場や地域市場にてジュースやジャムの材料として売られているそうな。甘くてとてもおいしいそうです。
Hippo99 [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
というかんじ。
ちなみに、サボテン全書には載ってませんでしたが
The New Cactus Lexicon Illustrationsには載っていました。
さてそんな我が家に来たエスコントリアの白焔柱ですが、なんだかわかりませんが、異常にやわらかいです。腐っているというのではなく、本体自体が柔らかいという感じです。
その証拠に、カクタス広瀬様にて購入させていただくときに、軽くトングで掴んだのですが、トングが簡単に肉をえぐってしまいました(そして個体差なのか、その種の特徴なのかよくわかりませんが、傷口の周りがすぐに黒くなる気がします)。
そんなトング傷のせいなのかよくわかりませんが、家に持って帰って一週間ぐらいそこらへんに寝かせておいておいたら、なんか根本が危険そうな状態になってました。
よって、切りました。テーパカットで切断面にはルートンを塗っています。
というわけで、1ヶ月後ぐらいに植え付けですかね!
というわけで、白焔柱の点数です!
花が美しい度 | 60点 |
実がおいしい度 | 100点 |
見た目の地味度 | 100点 |
柱サボテンマニア歓喜度 | MAX点 |
頑張って発根ほしいです!
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