培養土と肥料についての実験の途中経過

というわけで、昨年の9月に実生の金鯱(Echinocactus grusonii)を植え替えたのですが、その際に、土にいろいろな肥料などを加えて、どのぐらい差が出るのかを実験しました。

その肥料の内容は下記のとおりです。

  • 標準培養土
  • 標準培養土+マグアンプ
  • 標準培養土+牛糞堆肥
  • 標準培養土+鶏糞
  • 花・野菜用の土

詳しくは下のリンクから。

サボテンの培養土と肥料についての実験2016
サボテンの培養土と肥料についての実験2016
というわけで毎年恒例の金鯱実生実験シリーズです。 過去の関連記事っぽいのはこちら 培養土の違いによって冬季のサボテン栽培に差が出る | スーパーサボテンタイム 多肉植物用の土と観葉植物用の土の成長の違い | ス...

ちょうど半年ぐらい経ちましたので、途中経過としてどうなったのかを見てみます。

これが昨年9月の写真です。

DSC_2301.JPG

 

 

 

 

そんでこちらが、半年後の姿。どーん!

DSC_4088.JPG

そのスピードが適性かどうかは置いておいて、とりあえず少なからず大きくなっています。

ただ、写真では右の二列がなんとなく大きいようにみえますが、実際の見た目ではまったく成長に差がありません。全部同じ大きさです。

肥料が大きからといって、大きくなるわけでもなく、肥料焼けもしませんでした。

う~ん。

気を取り直して、もうひとつの実験が、寄せ植え一本植えの違いです。

サボテンは小さければ小さいほど、寄せ植えが良いとされています。これは多数の根があったほうが、鉢内の水分の調整がうまくいくからと聞いたことがあります。

というわけでどうなったでしょうか。

こちらが昨年9月の寄せ植えです。

DSC_2310.JPG

そんでこちらが半年後の姿。どーん!

DSC_4086.JPG

そんで現在の寄せ植えと一本植えの違いです。

DSC_4089.JPG

写真では違いがよくわかりませんが、実際の見た目では、寄せ植えのほうが大きいです。完全に大きいです。写真ではわかりませんが。。。

ということで、ここまでの結果を整理すると、

  • 我が家の標準培養土に肥料を追加しても別に変わらない
  • この程度の大きさの金鯱であれば、寄せ植えしたほうが成長が早い

・・・ということになりそうですが、

今になってよく観察・考察しますと、肥料と、寄せ植え・単幹植えというパラメータ以外に、今回の実験では、置いてある株と株の距離が影響をした可能性があるような気がしました。

DSC_4092.JPG

つまり、一本植えのほうは、見た目からも分かる通り隣の株との距離がもともと狭く、現時点で刺がとなりに刺さりそうになっています。これでは、そのギュウギュウ感(?)がストレスとなり、成長を止めてしまったのではないかということです(つまり大きさが飽和状態)。

逆に寄せ植えのほうは、まだ隣の株との距離に余裕があります(つまり大きさがまだ飽和していない)。

つまり、寄せ植えのほうが大きく育ったのも、鉢内水分調整がどうのこうのではなく、大きくなるスペースがあったから・・・という気がしてきました。

また、肥料の多少問題も、大きさがこの時点で飽和しているのであれば、実はこの大きさになるまでのスピードに違いがあったのかもしれません(今となってはわかりませんが・・)。

ということで、相変わらず条件がガバガバの実験でしたね!

でももう少し様子を見ましょうかね!
緩効性肥料が効いてくるのもこれからでしょうから!たぶん。

読んでいただきありがとうございます!実はブログランキングに参加しておりますので、ぜひ下のボタンをワンクリックお願い致しますっす!
にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

スーパーサボテンタイム管理者

2013年に知人宅にあった金鯱の美しさに一目惚れして、サボテン栽培を開始する。栽培場所はベランダとルーフバルコニー。好きなサボテンは海王丸。

シェアする

フォローする

コメント

  1. 一葉 より:

    元肥がなくてもそこそこ育つんですね
    以前の実験で、元肥なし、元肥あり(2種類)の3つを比較したらやはり肥料の有無で大きく差がついたという結果になっていたようですが…

    うちのサボテンたちが成長遅いのは元肥入れてなかったからだ!と、この春の植替えからマグァンプを入れましたが今回の結果だとあまり関係なく純粋に私の栽培スキルの低さゆえに成長遅かったのでしょうね…

    • 一葉さん、こんばんは!

      はい、以前の実験で、マグアンプのパワーをはじめ、肥料の多少による違いがでた実験がありました。
      しかし、今回はあまりその結果は出ませんでした。結果の違う原因はいくつか考えられますが、個人的は見解では、一番は肥料の持続性の問題かなと思っています。例えばマグアンプは御存知の通り緩効性肥料ですから、時間をかけてゆっくり効いてきます。そしてその効果は、本記事の6ヶ月の時点(しかも冬を含んだ6ヶ月)ではまだ発揮されてはいないのかなと(つまりスタートダッシュの時点ではどれも栄養十分状態で、成長スピードは飽和しているのではないかと)。

      ということで、今後時間が経つに連れ、差が出てくるのではないかと推察しています。
      (逆に言うと、6ヶ月単位で植え替えていくのであれば、逆に故意的な肥料の追加はいらないのかなとも思います。)

      いろいろ観察していきたいですね!

      • 一葉 より:

        なるほど、肥料の効く速さの問題ですか。それは盲点でした。
        確かに盆栽でも、緩効性の置き肥を置いてから実際に効き始めるまでの数週間のタイムラグを無くすため、はじめに即効性のある液肥を与えるというテクニックがあったのを思い出しました。
        特にサボテンの場合は植替えで根を短く切り詰めるので、まだ肥料まで根が十分に到達しておらず影響に差が出なかったのかもしれませんね。

        我が家は今までたまに与える液肥オンリーで、今年が初の元肥使用なので一年育てて成長を比べてみることにします!

        • とはいえ、根塊の実験で、半年でまったく変化が現れないことを考えるますと、サボテン栽培の定石通り1年に1度植え替えをするのであれば、あまり肥料には気を使わなくて良いようにも思いました。逆に2年も3年も植え替えないということであれば変化が現れるような気がしますね。

          ともあれ、色々やってみたいですね!!