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謎のサボテン CHIAPASIA-Disocactus Emiel v.d. Auwera 開花!

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4年ぐらい前、

 


CHIAPASIA-Disocactus Emiel v.d. Auwera


 

という謎のサボテンの種Koehres-Kakteen Online Shop で買って蒔きました。

 

なんでこの謎サボテンを買ったかといいますと、ぶっちゃけ今となっては詳細は覚えていませんが、謎だから面白そうと言うものだったと思います。

もし成長してレア物だったら、メルカリで販売して億万長者だ!ということです。

ちなみに1.10ユーロ/1ポーションでした(購入当時)。億万長者になるには、安すぎる値段でしたね。

 

ちなみに下写真は、いっさいの参考になりませんが、播種当時の写真です(右上)。

 

 

さて、この謎サボテン、どんなサボテンなのでしょうか。

 

・・・

 

この販売名のままWEBで検索しましても、現在のところ(2020/04/04時点)、同じくケーレスで購入されたであろうブロガーの方の発芽情報は引っかかりますが、成長した姿、花の姿等は見つけられませんでした。

 

というわけで謎すぎるので、 ”CHIAPASIA-Disocactus Emiel v.d. Auwera” という販売名から推測してみましょう。

 

・・・

普通サボテンの学名は、

たとえば短毛丸は Echinopsis eyriesii となるように、属名 種名 となります。

斑入りなんかになりますと Echinopsis eyriesii f.variegata みたいになります。属名・種名の後ろになんかつくという感じですね。

そう考えますと、CHIAPASIA-Disocactus Emiel v.d. AuweraCHIAPASIA-Disocactusが属名で、Emielが種名で、v.d. Auweraがなんらかの変異・形態(斑入りとか綴化とか園芸品種とか)を表すのでしょうか?

 

・・・

 

さて、まずは CHIAPASIA-Disocactus という文字列についてです。とりあえず前段のCHIAPASHIAはよくわかりませんが、後段のDisocactusは属名であることは理解できます。

Disocactusという属は、森林性サボテン系の属のひとつで、かつてのAporocactus属(有名な種に金紐など)やWittia属(有名な種にアマゾニカなど)などのいかにも森林にいそうな属が統合された属になります。また、Disocactus(ディソカクタス)はDiscocactus(ディスコカクタス)と読み間違えることでも有名です。私の中だけで。

 

下写真は、現在の我が家のCHIAPASIA-Disocactus Emiel v.d. Auweraです。

 

というわけで、後段は属名ということでいいとして、問題はCHIAPASHIAという文字列なのですが、どうやらGoogle先生によりますとこれも属名(Chiapasia属)のようです。すべて大文字なのがよくわかりませんが。

 

ということで、このChiapasia属、「サボテン科大辞典(266属とその種の解説)」伊藤芳夫著によりますと

※以下要約

Chiapasia [キアパシア(百合孔雀サボテン)属]

メキシコのチアパシ州に自生。着生サボテン。無刺。花はラッパ状で百合の花に似ている。一属一種。その1種は Chiapasia nelsonii Br. & R. 1923(百合孔雀)

ということです。

そして、現在はChiapasia属もDisocactus属に統合されているようです。

ちなみに一属一種のDisocactus nelsoniiはこちら(google画像検索)

 

 

ということで、CHIAPASIA-Disocactus という表現は、かつてはChiapasia属で現在はDisocactus属であるという表現であることがわかりました。

 

下写真は、現在の我が家のCHIAPASIA-Disocactus Emiel v.d. Auweraです。

 

・・・

 

続いては Emiel v.d. Auwera という文字列です。

 

まずはEmielという言葉ですが、Google先生によりますと、どうやらEmiel(エミエル?)は、オランダ系の男性の名前のようです(もとはEmil?)。

Emiel - Wikipedia

 

ふむふむ。

 

 

つぎは v.d. という言葉ですが、アルファベットにドットがついている場合は、何かの略であることが多いわけですが、v.d.という略語について、やはりGoogle先生によりますと

 

  • 性感染症 (venereal disease)
  • 窃視障害 (英語: Voyeuristic Disorder)
  • 仮想デスクトップ (virtual desktop)
  • バレンタインデー (Valentine’s Day)
  • ヴォー州 (Vaud) のスイス州コード
  • 河南航空(中国)の航空会社コード
  • 空気調和設備における風量調節ダンパ variable damper
  • V.D. – VALSHEのアルバム
  • V.D. -バニッシュメント・デイ- – DMM.comのオンラインゲーム。

というのがあるようなのですが、正直どれもしっくり来ません。

 

エミエルさんが性感染症 (venereal disease)にかかった際に、発見した種という可能性や、エミエルさんが窃視障害 (Voyeuristic Disorder)で、他人の家の庭を盗み見たときに発見した種という可能性もゼロではありませんが、ほぼゼロでしょう。

 

 

ということで、とりあえず置いておいて、次の Auwera という言葉に進みます。

これをGoogle先生で調べますと、一番はじめに下記が引っかかりました。

 

Van der Auwera Plantencentrum

 

ベルギーの園芸センターのようです。お、なんか近づいてきた感じですね。

 

 

そして、ここで、何を隠そう実はメンサ会員でもあるわたし(本当)は大変なことに気づいてしまいました。

 

この 「Van der Auwera」 という園芸センター。

 

・・・・・・

 

略すと v.d. Auware になることに!

 

 

これで全てが繋がりました。

 

 

つまり、Emiel v.d. Auwera という言葉は、ベルギーの「Van der Auwera」という園芸センターで働いているエミエルさんのこと(つまりそのエミエルさんが交配した、もしくは発見した)ではないのかと!

 

いかにもそれっぽい!ディソカクタス・鶴岡・鶴仙園みたいな。

真実はいつもひとつ!

 

・・・

 

 

ということで、それを証明するためにまた色々検索しましたところ・・・

 

どうやらこの Van der Auwera というのは、園芸センター名の固有名詞ではなく、オランダ・ベルギーあたりの「姓」のひとつであるということがわかりました。

 

ちなみに現地の発音は「ファンデルアウウエア」だそうな(高校のときに、名前を覚えたけど、内容は覚えてないことでおなじみの「ファンデルワールス力」の”ファンデル”と同じです。)。

Van der Auwera - Wikipedia

 

 

ということは、Emiel v.d. Auwera という言葉は、園芸センターのエミエルさんではなく、「エミエル・ファンデルアウウエア」さんという個人名(男)であるということです!

 

ということで、おそらく先に引っかかった園芸センターは関係ない可能性が高くなりました(あれはおそらく、ファンデルアウウェアさんという人が立ち上げた単なる園芸センターの可能性が高い。佐藤園芸店みたいな。)。

 

下写真は、現在の我が家のCHIAPASIA-Disocactus Emiel v.d. Auweraです。

 

・・・

 

そして今度は、Emiel Van der Auwera でFacebookで検索しますと3名ヒットしました。

やはりこの文字列全体でひとつのフルネールという認識で間違いはなさそうです。

とはいえ、Facebookの3名について、それぞれプロフィールを確認しましたが、サボテン・園芸に造詣が深そうという感じはしませんでした。となると、バッケベルグさんとかブリットンローズさんとか、サボテン関連の歴史的偉人という可能性があります。

 

ということで更に検索を進めますと、下記のサボテン・多肉植物関連のPDF内に、Emiel Van der Auwera という文字列を発見しました。

 

http://copiapoa.dk/kaktus/templates/avonia/avonia-news_2012-10
http://copiapoa.dk/kaktus/templates/KAKTUS_before_2000/KAKTUS-01-1998

 

特に後者のPDF(おそらくデンマーク語)をGoogle先生パワーで解読しますと、

Emiel Van der Auweraはベルギー人で”Mary Hooglivet”というDisocactus phyllanthoides系の交配種を作った人で、1990年に不幸にも死亡した。(超意訳)

だそうです。前者のアボニアニュースでも、スタペリア関連のところで名前が多く出てくることから、サボテンに限らず、当時は有名な多肉植物コレクター(?)だったと思われます。

 

・・・

 

というわけでまとめです。

 

CHIAPASIA-Disocactus Emiel v.d. Auwera は、ディソカクタス(森林性のサボテン)で、Emiel v.d. Auweraはベルギー人の名前で、1990年に他界された多肉植物に造詣の深い人(たぶん)。その人が交配したか、育ててたもので、おそらくDisocactus nelsoniiに近いやつ。

 

ということです!

 

・・・

 

 

というわけで、4年経ってついに咲いた花と全体像です!

 

徒長しているかはわからんですが、それはそれで趣深く仕上がりました。Chiapasia属の説明通り、刺はありません。

 CHIAPASIA-Disocactus Emiel v.d. Auwera

 

確かに百合の花に近いですね。正確な開花時間はわからないのですが、とりあえず24時間以上は咲いています。

 

匂いはありません。

 

大きさはこんなかんじ。写真で見るDisocactus nelsoniiよりも、気持ち花の色が薄いかな~という感じがしなくもないかんじですが、違いはぶっちゃけよくわかりません。

 

というわけで、なかなかいいですね!

 

というわけで、検索しても花の写真が出てこなかったので、私が世界ではじめて開花させたことにしましょう(種が売ってるのに!?)!

 

検索しているときのワクワク感も含め、1ユーロでこれだけ楽しめれば、大成功でしょう!

コメント

  1. ねこ より:

    はじめまして。 実はこっそりこのブログ拝見していました。
    リプサリスやエピフィルムが好きなのでとても気になります!いつか販売して欲しいです(^^)

    • ねこさん

      はじめまして!
      コメント&ご来訪ありがとうございます!
      ご返信遅れまして、大変失礼いたしました!!!
      (コメントが有るとメールが来るときと来ないときが・・・)

      ブログ読んでいただきありがとうございます!
      私も森林性のサボテン大好きです!いつか販売できたらいいですね~(人´∀`).☆.。.:*・゚
      ただ、いつも育てていると感情移入してしますのでなかなかお売りできないんですよね。。。

      今後ともどうぞよろしくおねがいいたします!

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