前回の記事からついに完成!冬に間に合いました。
イレクターパイプで温室をつくるぞ!(構想編)
住居の引越しに伴い、サボテン・多肉植物用温室(フレーム)をおしゃれに(?)作りかえたいと思います!環境としては2階のベランダから8階のルーフバルコニーに変わります。 以前の家のベランダサボテンフレームは以下の写真のとおりです。 素材はL字の...
外観。バルコニーの手すりより高さは低いです。台風およびマンションの大規模修繕の時に、部屋に温室ごと入れられるように、窓を通れる大きさです(但し重すぎて一人で運ぶのは不可能です)。
後ろからの写真。排熱用のPCファンが2つです。イレクターパイプと塩ビパネルの間には隙間が数mm程度あり、冬はさらなる対策が必要です。サニーコート等で温室全体をくるみ、ヒーター稼働予定です。問題は実は冬より夏で、ルーフバルコニーの照り返しによる温度上昇は極めて危険です。いまのところ遮光を強くし、側面パネルを外して、通風を多めでいくぐらいしか対策がありません(どうしよう)。とりあえずスタイロフォームやカネライトフォームのような断熱材を温室内の床に敷くという案があるのですが、どこまで効果があるやらという感じです。
もちろん蓋も空きます。アクリルの板厚の想定ミスでかなり重いです。
フルオープンにも出来ます。なお側面の台形の部分のアクリルは工具なしで取り外しができる仕様です(先述の夏とか用)。
温度センサ、湿度センサ、照度センサ。詳細は下記の記事を参照のこと。温度センサは本来は温室内の日陰に置いておかなければいけないのですが、現在は日向です(特に理由はありません)。
サボテン用温室の温度・湿度・照度をリアルタイムで測定するぞ!
概要 マイコンでフレーム内の温度・湿度・照度をマイコンを用いてリアルタイムでロギングし、WEB上に表示させます。ちなみに、各日でプログラムを変えたり、センサの位置を移動したりしている関係で、それぞれの日、時間のデータを単純に比べることはでき...
ファンはサーモスタットにつながっています。センサー部が日陰になるようにアルミシートで覆っています。
サーモスタットの詳細は以下のページ参照です。もちろん冷却用サーモ(グリーンサーモFP-12)です。
天板は、紫外線透過型アクリライト000/3mm(三菱レイヨン)です。一般の店には売っていないです。そして高価です。三菱レイヨン様の代理店さんを通じて、見積をお願いして購入いたしました。紫外線透過の効果はわかりませんが(高山性サボテンの花芽に関係するとか諸説ありますが)、栽培不良が起きた時に、「紫外線が足りないからだ!」とならないようにというだけですね。
側面は一般のアクリル(2mm)です。全面と後面は塩化ビニールPVC(2mm)です。理由は特にありません。安かったからです。
ファンはいらなくなったPCからとりました。電源は12V。防水ではないので、このままだと危険です。
電源は屋外用ドラム。
室内のBeagleBoneBlackによる温度センサ。温室内、温室外、室内、実生ボックス内を5分単位で24時間測定(予定)。WEBにロギング。詳細は下記参照。https://supersabotentime.com/2388/
サボテン用温室の温度・湿度・照度をリアルタイムで測定するぞ!
概要 マイコンでフレーム内の温度・湿度・照度をマイコンを用いてリアルタイムでロギングし、WEB上に表示させます。ちなみに、各日でプログラムを変えたり、センサの位置を移動したりしている関係で、それぞれの日、時間のデータを単純に比べることはでき...
通信は窓からです。鍵は締まります。赤黒の線がセンサー線。白い線がドラム用電源線(100V)。このやり方は美しくないですし、線も傷つきますので、本来は空調の穴を通して外と通信するのがよいかと思います。
外側はこんな感じ。100V線は断線すると危険なので、専用の100V用ウインドウケーブルを使用しています。センサー線の紫外線による劣化については、これからなにか対策する予定です。ウインドウケーブルとドラムコードはホットボンドで雨が入らないように固めています。水が入る可能性がある家電は漏電遮断機をつけたほうが良いと思いますが今のところついていません。
ドラムからファン(サーモ)につながっています。
■追記
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