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実生のパキポディウム、断水で死ぬ寸前!

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やってしまった!

 

パキポディウムといえば代表的な夏型塊根植物で、寒さに弱いため冬季は断水しておくというイメージがありますが、幼苗についてはそれは当てはまらないようです(パキポに限らず、サボテンなども皆そうなのですが…)。

 

というわけで、そんなことは重々わかっていたのに、ついつい実生のパキポディウムがあることを忘れて(!?)、この冬、大人のパキポと一緒に断水してしまいました。

 

下の写真。
手前のピントが合ってないやつは(葉も青々しているし)大丈夫そうだとして、後ろの方の奴らがかな~りシワッシワになってしまいました。

 

 

というわけで、「こりゃやばい!これ以上の断水は死を招く!」と思って慌てて水をあげました。

 

 

下の写真は水をあげた直後のビスピノーサム(Pachypodium bispinosum)。
3日前の写真です。なかなかわかりづらいのですがシワッシワのペッタンコなのです!

 

 

↓水をあげてから1日後・・・。

 

 

おお!膨らんできた!危機一髪!

 


こちらはグラキリス(Pachypodium rosulatum spp. gracilius)。
こちらもシワッシワに!これ以上のの断水はもう限界でしょう。戻るかどうか。

 

 

↓水をあげて1日後・・・。

 

 

 

おお!膨らんできた!危機一髪!!

 

 

・・・

 

 

というような感じで、9割ぐらいは膨らんでくれました。

 

 

 

・・・

 

 

ですがやはり一部は限界がすでにきていたようで・・・。

 

写真中央のカクチペス(Pachypodium rosulatum var. cactipes)。
こちらは水をあげても戻りませんでした。見た目からも休眠していて水を吸わないということではなく、純粋に水分不足で絶命した感じです。

 

こちらはグラキリス(いやに縦長ですが…)。こちらも戻りませんでした。
過去の経験と今回の事例から察するに、葉が落ちずに青いまま胴体がシワシワになってしまった場合はリカバリーは厳しいような気がします。

 

というわけで、申し訳ないことをしました。猛省です。

 

 

ちなみに無事に生き残ったやつは、今回水をあげてしまったため、加温した室内温室(ビカクシダのリドレイおよび冬季実生用)に収納しました。 今後は表情を見ながら春まで騙し騙し水をあげることにします。パキポディウム Pachypodium

 

早く暖かくなって欲しいものですね!

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