栽培実験関連 雑記

フォッケア・火星人(Fockea edulis)の蔓の回転方向の話とタイムラプス

栽培実験関連
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アサガオの蔓とかって、支柱をくるくると廻りながら登っていきますが、その回転の向きは常に決まってるって知ってましたかね?

 

私は知りませんでしたね!

(小学校で育てた時、そういうことって勉強しましたかね?)


By Shuichi Kodama from Tokyo, Japan – R0011896.JPG, CC BY 2.0, Link

上がwikicommonsから引っ張ってきたアサガオ(Ipomoea nilの写真です。多肉植物的に言うと、イポメア・ホルビーの仲間ですかね。真ん中に支柱がありますが、それにくるくると巻きついてますね。その様子を私がわかりやすくペイントで書いたのが下図です。

 

キョウチクトウ科:テイカカズラ(山さ)、サカキカズラ(さ)。 キョウチクトウ科(旧ガガイモ科):イケマ(山さ)、コイケマ(牧さ)、イヨカズラ(さ)、イズカモメヅル(山)、コバノカモメヅル(山さ、地は両巻)、  タチカモメヅル(さ)、オオカモメヅル(さ)、コカモメヅル(さ)、ガガイモ(山さ)、キジョラン(山さ)、シタキソウ(さ)。この図の通り、アサガオは“常に”「真上からみて反時計回り」に登りながら蔓が支柱に絡みつくらしいのです。面白いですねぇ。

 

で、じゃあアサガオ以外の蔓性植物はどうなのかというと、下記の日本植物生理学会さんのページに答えがありました。

蔓はほとんどの場合、茎が進化したもので、その巻き付く方向は植物種により右巻きか左巻きのどちらかに遺伝的にきまっています。巻き方向の左右性は、植物の生育条件や生育場所(北半球や南半球)には影響されない、その植物種固有の性質です。

蔓を伸ばす植物の巻き方 | みんなのひろば | 日本植物生理学会より引用

ランダムでも生育条件でもなく、植物の種類によって違うんですね。面白いですね!

 

ちなみに、なんでそうなるのかという理論は上記サイトで読んでいただけたらと思いますが、超簡潔に言うと「微小管」という細胞骨格が関わっているとのことです。一般に蔓性でない植物はこの微小管細胞骨格の並び方が厳密にコントロールされていて(真っすぐ伸びる)、蔓性の植物はちょっとコントロールが変わっていて左右どちらかに傾く(回転する)とのことらしいです。

 

・・・

 

 

で、なんでいまさらアサガオの蔓の話が出てきたかと言うと、現在マンション大規模修繕中の我が家なわけですが、あまりに暇なのでそこらにあったフォッケア・火星人(Fockea edulis)の蔓の伸びる様子を1週間撮影してたんですね。

それが下記動画になります。約1週間約75000の画像(約40GB)をつなげたタイムラプスです。我ながらなかなかおもしろいと思います。

※大規模修繕によりずっと室内で日光がたりないので、葉が展開しないですね。。。

 

真上からみたら蔓がくるくるくる反時計回りに回っているのがわかりますでしょうか。

この巻き方、アサガオといっしょですね。

 

ちなみに、我が家にあるもう一つの火星人は下記の通り。

 

こちら「真上からみて反時計回り」のようですね。ちょっと邪魔だったので人工的に誘引してますけど。

 

ってことはフォッケアは常にこの回転方向なのかな?って思うのですが、こちらのサイト様「つる植物の茎の右巻き左巻きからの脱却の提言(2010/11/4版)」によれば、キョウチクトウ科はこの回転方向でやはりあってるっぽいです(フォッケアはキョウチクトウ科)。

ちなみに、さきほどから「真上からみて反時計回り」といっていますが、これは同サイト様によると、「Z巻き」、「左手親指方向巻き」、「牧野式左巻き」、「反牧野式右巻き」というようです。

そして逆の巻き方を「S巻き」、「右手親指方向巻き」、「牧野式右巻き」、「反牧野式左巻き」というようです。なかなか難しいですね。

たしかに、見る視点によって「右巻き」とも「左巻き」とも取れますしね。

 

ちなみに、蔓の話とは関係ないんですけど、上の写真は、種まきから2~3年ぐらいのやつで、1年ぐらい前に植え替えたとき撮影したものです。とても強健で寒さにも強めで育てやすいと思います。成長も早くて塊根初心者にもなかなかおすすめだと思います。フォッケア。おすすめ。

 

ちなみに、塊根蔓仲間のステファニア・スベローサ(Stephania suberosa)版はこちら。

こちらも「Z巻き」っぽいですね。動画ではすんごい分かりづらいですけど。下の写真でわかります。上の動画から1週間後ぐらいの姿です。

 

日光がほしいです!と言っているようです。。。。

はやく大規模修繕終わるといいな!

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