冬の多肉即売会などでよく見かける、でっかいでろ~っとした2枚の葉っぱが特徴のヒヤシンス科のマッソニア(Massonia)。
冬型多肉ということで、秋蒔きの種なのですが、ずっと蒔き忘れていて今年1月ごろに蒔きました。1月では発芽温度が低いかなぁと思って温室の中で。
蒔いて1ヶ月の画像がこちら。上が有名なデプレッサ(Massonia depressa)、下がビフォリア(Massonia bifolia)最初の発芽はだいたい2週間~3週間ぐらいかかりました。多肉用培養土の上1cm程度、芝の目の赤玉土を敷いています。発芽までは腰水。
そんでこれが2ヶ月目。腰水は止めるものの、水は切らさない。
そんでこれが現在の3ヶ月目。ヒョロヒョロと一枚の葉っぱが伸びているわけですが、これでいいのか全くわかりませんっす!
ちなみにbifoliaは、MassoniaではなくWhiteheadiaという種(当時は一属一種)だったようですが、2004年にMassoniaに統合されたそうです。また、面白い特徴としてはdepressaやbifoliaは、花の蜜を吸いに来るげっ歯類により受粉されるそうです。へー。
こちらが大人のデプレッサ。
下の写真のでっかいやつがビフォリア。花の形からPagoda lilyと呼ばれることもある(Pagodaとはミャンマーあたりの五重の塔みたいなうやつ)。デプレッサとは違いますね。
というわけで、時期はずれに室内温室で温めて発芽させ、いまも温室にとどまっているマッソニア。今後どうすればよいのでしょう。まだ寒いうちにこっそり温室から出しますかね。
そんで大人のマッソニアは、夏に休眠する球根植物だというのは理解しているのですが、発芽一年目も眠るのですかね?まったくわかりません。
いや、どうしますかね。ほんとに。
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