サボテン紹介関連

謎のサボテン:フォルモーサの育て方

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和名 フォルモーサ、大豪丸仔吹型石化種 [2014年08月25日追記※後述]
学名 Echinopsis subdenudata cv. caespitosa [2014年08月25日追記※後述]
入手場所 横浜某園芸店
入手時期 2013年12月
入手価格 300~500円
備考 園芸店でみつけた、フォルモーサと書かれたいっぱい仔吹いている短毛丸のようなもの。キモかわいい。図鑑等で探してものっていないので、詳細をご存知の方はご連絡ください。おそらくフォルモーサ(formosa)は州の名前かとおもいます。エキノプシスっぽい見た目通り強健のようです。

■2013年12月16日

仔吹きしたものを挿木して増やして売れば、大儲けの予感。
外観はサブデヌダータが大繁殖した感じです。

 

 


 





■2014年08月

3月に植え替えしています。うん。でっかくなった気がしますね。野外遮光なし。午後から日が当たる。

 

 


ちなみに、ダイソーで買ってきた下の子もフォルモーサだと思うのです。


2013年10月の様子。サブデヌダータかと思っていた。



2014年08月の様子。子供いっぱい。フォルモーサそっくり。なんという写真の下手さ。

 

おっきな鉢いつぱいのフォルモーサ畑にするのが夢です。


■重要な追記

ツイッターにて、ぱんさ先生より
 
大豪丸の仔吹型の石化種。
あえて学名書くなら、Echinopsis subdenudata cv. caespitosa
 
という情報を頂きました!

※石化(せっか)とは成長点が植物体の各所に出来てボコボコ状態になること。「いしか」「獅子化(ししか)」と呼ぶこともある。=モンスト。

なお、なぜフォルモーサ(formosa)という名前かという考察もいただきました。まとめると以下のとおりです。

  1. 「フォルモーサ」は自生地の名前説。Formosaはアルゼンチンの州。ただし、上記大豪丸の原産はボリビアなので、距離的に離れている。学名に何かしら関係があると仮定した場合、その土地で産するという意味であれば語尾が「-ensis」となるはずであり、地名に基づいた学名の種小名に何か関係あるとは考えづらい(例:Homalocephala texensis[綾波/原産地テキサス]、Discocactus boliviensis[インカの王冠/原産地ボリビア])。
  2. 「フォルモーサ」は作出地の名前説。Formosaは台湾の別称。※ちなみに台湾を初めて見たオランダの航海士さんが「美しい島」と表現したことがはじめらしいです。
  3. 「フォルモーサ」はラテン語で「美しい」説。Formosa自体は学名としてよく使わている(例:Mammillaria_formosaEchinopsis_formosa)。なお、本個体は、その見た目からEchinopsis属の何かと考えられるが、Echinopsis_formosaとは関係がない。
  4. 単に何かの札の挿し間違え説。※大量生産者にはよくあることとのことです。
  5. 「ホルモンみたいさー(琉球訛り)」→「ふぉるもーさ」説。
というわけで、いろいろな説が考えられるようなのですが、総合的且つ論理的に考えていただいた(?)結果、ツイッターでは
 
 
「ホルモンみたいさー」というのが訛って
「フォルモーサ」になった!
 
 
ということになりました!
 
将来的にこのサボテンがもっと一般に普及した時、「ホルモンみたいさー」が語源と噂されるようになるまで、このブログは続けたいと思います!
 
ぱんさ先生、辺天さま、サボンジアさま、青面獣延朗@地縛ぴすたさま、むっちさま、ほか皆々様ありがとうございました!とても勉強になりました。
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