セレニケレウス・ホンジュレンシス(Selenicereus hondurensis)です。
でっかい花が咲くいわゆる紐サボテンですね。
ちなみに和名では、伊藤芳夫先生の本によれば、「新月柱」もしくは「ホン国柱」っぽいですが、私はリアルワールドでは聞いたことはないです。なお、自生地はその名の通りホンジュラス共和国(中央アメリカの国)だそうです。
また、その学名については、Selenicereus hondurensis (K.Schum.) Britton & Rose — The Plant Listによれば、ホンジュレンシスはアクセプトされた学名っぽいのですが、Selenicereus grandiflorus – Wikipediaによれば、grandiflorus(大輪柱)のシノニム(亜種?)っぽいです。
というわけで種類についてところどころわからない部分はありますが、ドイツから来た「Selenicereus hondurensis」と書かれていた種を2015年に蒔きました。下の写真は蒔いて数週間後の写真。
そして数年の時を経て、昨日ついに開花しました!
ちなみに初期の蕾はこんな感じ。ふさふさ。
中期の蕾はこんな感じ。ニョロニョロ。
で、咲いたらこんなかんじ。
ドーン!
全体。大好き吊り鉢仕立て。育てるにはスペースを無駄に取り、実に邪魔なのでおすすめはしないです。
中心部の拡大。
横から。ほぼ意味のないノギスといっしょに。
萼の拡大。
ちなみに臭いはなし。
というわけでタイムラプス。
相変わらず開花を正面から捉えられないシステム。
ちなみに、他のセレニケレウスや月下美人と同様に夜咲きです。
タイムラプス動画のために、開花の2日前ぐらいから明るさ一定の光源下でカメラの前にサボテンを置いておいたのですが、ちゃんと咲いてくれましたね。つまり、このサボテンの「夜咲き」という開花システムは、その日における環境の明るさ・暗さには依存しないということはわかります(=夜が来たな!ということを”その時”の暗さで判断しているわけではない)。
ちなみに、昔撮った大輪柱(三橋孔雀サボテン園産)はこちら。
うーん、一緒のような。。。
ちなみに海外の方のホンジュレンシスの開花の様子はこちら
TopTropicals.com – Selenicereus hondurensis
うーん、我が家のと違うような。。。
ということで謎は深まるばかりです。
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