培養土の違いによって冬季のサボテン栽培に差が出る

注意)
本記事は、各社の培養土の優劣を付けるものではありません。サボテン栽培は、培養土だけでなく、置き場所、日照、潅水頻度、風通し、鉢のサイズなどなどあらゆる事象が絡み合って成り立っています。故に最適な培養土というものは簡単に述べられるものではありません。あくまで「私の環境」における参考情報です。
 
 
昨年の秋の植え替えでいろいろな培養土で金鯱(Echinocactus grusonii)を植えてみました。
 
 
 
 
というわけで、それらが半年弱の時を経てどうなったか見ていきたいと思います。
 
 
下の写真が2015年08月の時の写真。
 
左列から列単位で
 
  • Y培養土(実生・小苗用/使い回し)
  • I培養土度(観葉植物用)
  • 菊用培養土
  • P培養土(サボテン・多肉植物用)
  • S培養土(サボテン・多肉植物用)
  • H培養土(観葉植物用)
  • Y培養土(実生・小苗用)

 
 
 
 
 
・・・
 
 
 
そんで2015年04月です。
 
 
 
 
屋根あり無加温で水極めて辛め(ほぼ断水)でした。全体的に縮んで赤いですね。
 
 
 
 
 
では個別に見ていきましょう。
 
 
 
 
 
【Y培養土(実生・小苗用/使い回し)】
全体的に小さくしぼんでいる感じです。そして一番赤いです。
サボテンの土は使いまわしてはいけないという典型的例のような気がします。

【G培養土(観葉植物用)】
一番緑色です。そして緑が濃いです。張りも良い感じ。一見してベストです。
この土は多肉植物用ではなく観葉植物用であることに注意です。

【菊用培養土】
かなり赤めです。Y培養土使い回しよりはサイズ自体は大きいものの他の土よりは小さい感じです。

【P培養土(サボテン・多肉植物用)】
色は緑と赤の中間ぐらいです。サイズ自体はいい感じです。

【S培養土(サボテン・多肉植物用)】
P培養土と同じく色は緑と赤の中間ぐらいです。サイズ自体はいい感じです。

【H培養土(観葉植物用)】
写真ではわかりづらいですが他のものに比べて結構緑です。サイズ自体はいい感じ。

【Y培養土(実生・小苗用)】
色は結構赤い感じです。サイズ自体はいい感じです。
 
 

 
 以上です。



 

 

 
「サボテンが赤くなる」という現象は、冬の寒さや日照不足よるストレス反応であり防衛反応であると想像します。

いわゆる普通の樹木に起こるような「紅葉」と同じで、胴体中の緑色の色素であるクロロフィルが分解され、赤い色の「アントシアニン(サボテンの場合はベタレイン?)」が表に出てくるわけです。たぶん。
 

一般に考えれば、紅葉はストレス反応ですから、それが起きないに越したことはないような気がしますが、例えばカマエロビビアやエキノケレウスの一部は、冬季に、真っ赤にしてシワシワにさせないと花が咲きにくいと言われています。


 
そのように考えますと、「何が良い土か」という問題は、その栽培目的によるわけです。今更ですけど。
 

 

 

 

 

 
下の写真は全体を真横から見たものです。

左から2番めの列のI培養土(観葉植物用)と右から2番めの列のH培養土(観葉植物用)の”なんとなく”具合が良く、一番左の使い回しのサボテン培養土の具合がわるいことががわかります。

観葉植物の土は、サボテン・多肉植物用の培養土に対して、肥料分と保水性が高いはずで、そのあたりが上記の結果に結びついたと思われます。



まとめです。


  • 金鯱の冬季越冬について、観葉植物の土に植えたものは赤くなりづらく、サボテン・多肉植物の土に植えたものは赤くなりやすい。・・・気がする。たぶん。




というわけで昨年の記事では、培養土によって特に差はでないだろうと予想していましたが、結構出ましたね。

なかなか面白い結果でした。

というわけで、このまま外で秋まで育てます。
頑張れ金鯱!
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スーパーサボテンタイム管理者

2013年に知人宅にあった金鯱の美しさに一目惚れして、サボテン栽培を開始する。栽培場所はベランダとルーフバルコニー。好きなサボテンは海王丸。

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コメント

  1. 砂漠仙人 より:

    よく研究されましたね。大変参考になります。
    貴重な記事有難うございました。

  2. 管理者 より:

    砂漠仙人さん、こんにちは!ご来訪ありがとうございます!

    お褒めいただきありがとうございます!
    今後共どうぞよろしくおねがいいたしますっす!