雑記

サボテンを生で食べると死ぬという話

雑記
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特にブログのネタもありませんので、「へ~」っとなる記事がWEBにありましたので、翻訳してみました。

誤訳がありましたらごめんなさい。



Cactus Water Will Make You Sick
(サボテン汁があなたを病気にするぞ!)
https://arizonadailyindependent.com/2013/06/05/cactus-water-will-make-you-sick/

本誌は砂漠で迷子になってサボテンの水を飲むことで生き残った6人の男の記事をお伝えしました。その記事ではその男たちは病気になったと報告しました。 
もしあなたがサボテンに蓄えられた水を飲むとこんなことがが起こってしまうのです。あなたはサボテンの果実からいくらかの水分を得ることができますし、すべてが美味しいとは限りませんが、すべてのサボテンの果実は食べることができます。

シリインディアン達は、時として、フェロカクタス金赤竜を緊急用の水として使っていました。しかしながら、空腹時にそのジュースを飲むと、しばしば下痢を引き起こし、さらに脱水症状になってしまうこともあります。いくつかのシリ達の報告によれば、そのジュースを飲んだ後、長距離を歩くならば骨に痛みがあるとのことです。シリ達は、新鮮なサボテンを食すことにより、吐き気、下痢、一時の麻痺を引き起こすことから、フェロカクタス・江守を”殺人サボテン”と呼びました。 
なぜサボテンの水は一般に飲むのに適さないのでしょうか?サボテンの果肉内の水分はとても酸性度が高く、多くのサボテンは有毒なアルカロイドを含んでいます。 
その水分は光合成、サボテンを含む多くの多肉植物の光合成の方法、つまりは二酸化炭素と水が炭水化物に変化する過程のために酸性になるのです。 
ほとんどの植物は二酸化炭素を取り入れるために日中に気孔を開きます。そして反応のための触媒として日光を使います(二酸化炭素+水が糖と酸素になる)。しかし砂漠では、暑い日中に開く気孔を持つ植物は、蒸散によって、よりたくさんの水分を失ってしまいます。 
そういうわけで、多肉植物達はCAM(Crassulacean Acid Metabolism)と呼ばれるちょっと変わった光合成を行います。CAM植物は、涼しい夜だけ気孔を開きます。それによって水分の損失を少なくするのです。触媒としての日光がないために、二酸化炭素は有機酸(主としてリンゴ酸:C4H6O5)として蓄えられます。二酸化炭素は次第に翌日中に酸から解放されます。CAM植物は標準的な光合成に比較して、炭水化物を生成するために10分の1程度の水分を使用しています。結果、成長はとても遅いのです。 
多くの植物はリンゴ酸を含みますが、普通はサボテンのそれよりも少ないものです。また、調理することで一般に酸は破壊されます。 
リンゴ酸の他にも、多肉植物は光合成のもう一つの生成物として、シュウ酸(C2H2O4)を生成します。「その主な機能は、金属(主にカルシウム)を封鎖すると考えられます。シュウ酸カルシウムはしばしばサボテンの果肉の中で結晶性の鉱物として生じます。それらの機能は構造的完全性と酵素過程を助けると考えられます。実際に、2つの結晶性シュウ酸カルシウム鉱物(CaC2O4.2H2O:ウェッデル石、CaC2O4.H2O:蓚酸石灰石)は試験されたすべてのサボテンで確認されています。[Plant Physiology, February 2002, Vol.128, pp.707-713]。シュウ酸はまた、おそらく植物への毒性を減らすために、銅のような重金属も形作ります。 
シュウ酸は、我々の腎臓を詰まらせるシュウ酸カルシウムになるために我々の身体の中でカルシウムと結合するため、人間に有毒です。 
では私たちが時々メキシコ料理店のメニューや食品店で見ることがあるウチワサボテンはどうでしょう?あなたの見ているものは一般に自然にシュウ酸をあまり含まない若い新芽に近いものです。調理は酸を排出します。緊急事態には、あなたは若い節を生で食べることができます。また、生でも食べることが可能な自然にシュウ酸をあまり含まない刺のない栽培品種などもいくつかあります。
これらは主に牛の餌として開発されました。 
もしあなたが水なしで砂漠で迷子になったら、サボテンの水を飲むことはあなたの命を助けるかもしれません。しかし、それはデリケ―トなバランスです。多く摂りすぎればあなたを病気にして、さらに脱水症状を引き起こし、あなたを殺すでしょう。要点は、あなたは古いカウボーイの映画で見たことがあるかもしれませんが、サボテンから水を本当に摂取すべきではないのです。

 

 

烏羽玉(ペヨーテ)にメスカリンというアルカロイドが含まれているのは有名ですが、アルカロイド自体はサボテン全般に含まれていたのですね。
 
というわけで、食用として売っていないそこらへんの球サボテンを生で食すのはあまりよろしくないようです。
 
あやうく、実生して間引いたサボテンをボリボリ食べるところでした(!?)。
 
 
ちなみに過去のサボテン食べてみた系のお話は以下のとおりです。

https://supersabotentime.com/2263/ https://supersabotentime.com/2274/ https://supersabotentime.com/2340/

コメント

  1. ららう より:

    友達が、うちわサボテンはみんな食べられるよと言われ食べてみた事がありました 笑
    その人は普通にしょっちゅう炒めて食べているみたいで 笑

  2. 管理者 より:

    ららうさん、こんにちは!

    上記の記事によれば、炒めればシュウ酸が溶け出しますので全然いけると思います!
    サボテンはベタレインなどの抗酸化物質も多く、健康食品として注目されていますしね。
    ただ少し酸っぱくてネバネバすんですよね。そこが好き嫌いが分かれそうな気がしますね~。(*´∀`*)

  3. 若山磯雄 より:

    うちはサボテンは食べられれときいたので通りでみかけた赤い大きな実をかじってみたら、その夜、死ぬほどの激痛に襲われ、救急車で病院にはこばれ、ことなきを得ました。私の体験では絶対になまのサボテンは食べないで。命の危険があります。と言ってもそんなバカはいないね

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