多肉植物紹介関連死亡関連

かっこいいガガイモ、黒い斑点が現れる謎の奇病にかかって死ぬ!

多肉植物紹介関連
スポンサーリンク

というわけで、あけましておめでとうございます!

もう2月ですが。

 

年末年始は、風邪をひいたり、家族がインフルエンザにかかったり、植物たちは寝てたりと、いろいろな理由が複雑(?)に重なりまして、ブログの更新ができませんでした。すみませんです。

 

というわけで記念すべき2018年はじめの記事は、掲題のとおり!

 

悲しいですけれど死亡記事になります。自分の栽培能力のなさを改めて書くのも辛いところですが、彼らの死を無駄にしないためにも記事にすべきでしょうし、勉強しなくてはなりません。

 

 

Edithcolea grandis(エディスコレア・グランディス)です。
ソマリア・ケニア・ソコトラ島あたりのガガイモ科の植物です。みんな大好き一属一種です。
ドイツからの種子を実生したものです。種を蒔いて1年目か2年目ですが・・・瀕死です。

 

見てください。表面が一部黒くなってシオシオです。
いったいなんですかね、これは。呪詛ですかね。
寒さには弱いらしいので12月あたりから室内に入れてたのですが、気づいたら(相変わらず気づくのが遅い!)、こんな状態になっていました。

 

もはや邪王炎殺黒龍波を撃つ前の飛影の左手みたいになっています。

 

今のところ大丈夫そうに見える株にも、小さい黒点がポツポツと見えます。

 

ちなみに昨年夏の写真がこちら。これ以上ない元気な感じですね!(T_T)

 

ちなみに大人になってお花が咲くとこんな感じになるそうです。いかにもガガイモですね。カッコイイです!

 


By scott.zona from Miami, Florida, USA – Edithcolea grandis, CC BY 2.0, Link

 

 

う~ん、

やっぱり花みてみたいですね・・・。

 

 

・・・

 

 

さてガガイモに発生するこの黒点ポツポツ現象ですが、実は我が家では初めてではありません。

何年か前にも記事にしたのですが、当時育てていたガガイモの犀角(大犀角?)にも同じ症状が出て瀕死になりました。

スタペリア犀角、開花と黒い斑点の病気!
ガガイモはスタペリアのたぶん犀角(Stapelia hirsuta)が開花しました。 ハエを使って受粉するため、臭い臭いと言われるガガイモの花ですが、これはそこまで臭くはない気がします(いや臭いんですけど、期待を超えてくる感じではないといい...

 

 

詳しくは、記事を参照してほしいのですが、

 

このときの経験によりますと

 

このポツポツ現象、発現した時点では確定します。たぶん。

 

う~ん、困りましたね。実生品はやはり愛着もありますし、なんとか生き延びてほしいものですが。。。

 

 

一応、掘り返して根も見てみます。

 

やはり以前の記事と同じく根は無事のようです。腐敗臭などもありません。

 

なんでしょうね。まるで焼肉屋の鉄板の上で忘れ去られたキャベツのようです。

 

黒い部分の断面。維管束は特に黒くないことがわかります。つまり根から毒や腐りなどが回ったわけではなさそうです。

 

原因が根からではないとすると、何らかのによる被害が疑われるのですが、ルーペで見てもまったく見当たらないんですよね・・・。まぁルーペでみても見えない虫という可能性もあるわけですが・・・。

 

というわけでこの症状をまとめますと、

  • ガガイモ科に現れる。
  • 夏でも冬でも現れる。
  • 体中に同時多発的に現れる。
  • ボディに黒いポツポツが現れる。
  • ポツポツは徐々に拡大していく。
  • 拡大に比例して、すごい勢いで本体がシオシオに死んでいく。
  • (手元にあった)殺菌剤・殺虫剤は効かない。すくなくとも発現してからでは遅そう。
  • 虫は確認できない(私には)。

 

ちなみに救出方法は、黒くない部分を探して挿し木すればいちおう助かるようです。上記の記事の一部を挿し木した犀角はここまで復活しています。

 

というわけで、挿し木したいのですが、全身に黒いポツポツがあるんですよね・・・。

ガガイモ

 

どうしよう。

 

というわけで、この病気(虫害?)に詳しい方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけたらありがたいです!

コメント

  1. ちゃんめる より:

    あけましておめでとうございます。お体を悪くされたのかと心配しておりましたが、元気になられたようでホッとしました。

    病気の件はさっぱりでお力になれませんが、幽遊白書で笑わせていただきました。今年もブログ楽しみにしてます。ガガイモ頑張れ!

    • ちゃんめるさま

      あけましておめでとうございます!ご来訪&カキコありがとうございます!
      そしてご心配いただきありがとうございます!

      そろそろ植え替え時期ですし、春から植物も動き出すでしょうし、記事も少なからず【書いていけるかと思います!
      今後共どうぞよろしくお願いいたします!!(人´∀`).☆.。.:*・゚

  2. よっしー より:

    こんにちは
    ガガイモの病気ですが心当たりがあります

    うちのはフェルニアのゼブリナですが台風の日に雨対策でビニールを被せた後数日間忘れてたら同じような症状が現れてました
    ビニールの内側は水滴びっしりで蒸れ状態だったと思います
    枝のあちこちが黒ずんでぐにょぐにょになってましたが抜いてみたところ根はしっかりしてました
    ガガイモが多湿で腐るときは根ではなくて茎から腐るようです

    ガガイモは日光が不足すると腐りやすくなるなんて話も聞いたことがあります

    確証はありませんが多湿という線で確認されてみてください

    • よっしーさん

      こんにちは!ご来訪&書き込みありがとうございます!
      そして、大変貴重な情報ありがとうございます!

      なるほど、多湿の方ですか。・・・確かにあるかもしれませんね。
      今回は冬の室内で、むしろ低湿を心配していたぐらいだったのですが、逆に何らかの原因(他の植物への水やりなど)で水分が付着したときに、室内のため風が通りませんから同じような状況だったのかもしれません。

      また、日光についても、室内のため不足気味ですので、そこら辺の要因が色々重なったのかもしれませんね。

      サボテンと同じように育ててますと、案外違うんだなぁと思うことが多々ありますね。
      う~ん、(私には)なかなか難しいです。ガガイモ。

      というわけで情報ありがとうございました!またなにか新しい情報等ございましたらぜひ教えてくださいませ(人´∀`).☆.。.:*・゚

  3. あずれうす より:

    こんばんは。
    いつも楽しみに読んでおります!

    ガガイモの症状ですが、
    私の家でも加温温室を撤去してからこの症状で多く悩まされています。

    今までですと、以下を併発していることが多かったです。参考までに。

    1ネジラミ
    【判断】根っこに眉みたいな
    【症状】色抜けして黒点出て枯
    2低温障害
    【判断】10度くらいで多い?黄色が強い?
    【症状】軟腐病に近いぎりぎり腐らない感じ。黄色くなり増えない。
    3その症状の出た植物
    ・ユーフォルビア 九頭竜
    ・フェルニアガガイモ全般
    ・特に成長点異常の起きたガガイモが多い?
    ・塊根みたいに芯までしっかり日当たりいい場所に置いていなかったとき

    • あずれうす様
      こんにちは!書き込み&ご来訪ありがとうございました!
      また、ブログ読んでいただきありがとうございます!

      貴重な情報ありがとうございます!素晴らしい分析ですね。
      皆々様のコメントなどを総合しますと、とりあえず日当たりが重要な気がしてきました。
      低温障害やネジラミ等の害も健康的な日当たりが影響するはずですし、すべての元であるかと思います。
      (色抜けして黒点出て枯、というのがそっくりなのでネジラミだったのかなぁ。根はよく見たつもりでしたが、もっとルーペ使って観察する必要があったのかもしれませんねね。次はもっと注意して見てみます。また10度程度で低温障害が出てしまうと、もはや我が家ではどうやっても育たない気がしてきました・・・)

      また、何か情報がございましたら教えてくださいませ(人´∀`).☆.。.:*・゚

  4. カクタスヒガシ より:

    こんにちは、はじめまして!
    楽しく拝見させていただいております。
    ガガイモの斑点ですが、うちでは冬を少し越えた春先によく出現します。
    4年ほどガガイモ類は育てておりますが、やはり冬に受けたダメージが原因かと思っております。
    栽培環境は年間を通して雨ざらしの屋外、最低気温は−2度ほどで時々雪が積もります。
    黒い斑点が現れる病気というよりも、凍傷でできた部分的な壊死、もしくは壊死によるカサブタのようなもの、というような印象を受けます。
    山城さんのところに置かれていた書籍にも、黒い斑点はガガイモの深刻な凍傷として記載されていた記憶があります。
    私の経験上、フェルニア類は大体が枯れてしまいますが、一部のスタペリア類、特にミッチェル山道産のスタペリア・ヒルスタなどは比較的寒さに強く、黒い斑点が浮き上がっても春には問題なく新芽を伸ばしていきます。
    黒い斑点がでても、春に新芽が出ているなら大丈夫・・というような扱いですね。
    ただ、スパサボさんのところでは7月でもおかまいなしに出現するようですので、ひょっとしたら別のものである可能性も捨てきれません・・。
    うちでは、春になってから伸びた新芽に黒い斑点が出たことはありません。

    ではでは、皆さまの意見をまとめられた後に失礼いたしました(^−^;)
    これからも更新楽しみにしております!

    • カクタスヒガシさん、

      はじめまして。書き込み&ご来訪ありがとうございます。
      そして、大変貴重な情報ありがとうございます!

      なるほど、凍傷ですか~。書籍にも書かれていたとのことでしたら、間違いないのかもしれませんね。
      ただ、このエディスコレアに限れば、実生したもので結構大切にしていたので、11月には室内にいれてまして、最低気温は10度程度はあったはずなので、凍傷の可能性は・・・どうなんでしょう。ただ凍傷が原因かはわからないのですが、おっしゃるように、壊死によるカサブタのようなものという理論は同意見です。なんらかの原因によって細胞が部分的に死ぬと黒くなる・・・のかもしれません。そのカサブタの原因が病気なのか、目に見えないような虫が原因なのか、寒さが原因なのか、カビが原因なのか・・・。ちなみにこのエディスコレアは、他にもスペアで育てていたのですが、すべて死んでしまいました。同じ症状で。(T_T)

      また、寒さに強めのガガイモでは、黒い斑点が浮き上がっても生き残ることがあるというのは、とてもありがたい情報です!諦めずに今後の参考にいたします!

      また、我が家では、夏にも発生したのですが、外観が(たぶん)一緒なだけで、原因・症状はまったく別なものなのかもしれません。今度夏に症状が出ましたら、もっと詳しく見てみますね。

      重ね重ねですが、情報ありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました