- Y培養土(実生・小苗用/使い回し)
- I培養土度(観葉植物用)
- 菊用培養土
- P培養土(サボテン・多肉植物用)
- S培養土(サボテン・多肉植物用)
- H培養土(観葉植物用)
- Y培養土(実生・小苗用)
一番緑色です。そして緑が濃いです。張りも良い感じ。一見してベストです。
この土は多肉植物用ではなく観葉植物用であることに注意です。
かなり赤めです。Y培養土使い回しよりはサイズ自体は大きいものの他の土よりは小さい感じです。
色は緑と赤の中間ぐらいです。サイズ自体はいい感じです。
P培養土と同じく色は緑と赤の中間ぐらいです。サイズ自体はいい感じです。
写真ではわかりづらいですが他のものに比べて結構緑です。サイズ自体はいい感じ。
色は結構赤い感じです。サイズ自体はいい感じです。
以上です。
「サボテンが赤くなる」という現象は、冬の寒さや日照不足よるストレス反応であり防衛反応であると想像します。
いわゆる普通の樹木に起こるような「紅葉」と同じで、胴体中の緑色の色素であるクロロフィルが分解され、赤い色の「アントシアニン(サボテンの場合はベタレイン?)」が表に出てくるわけです。たぶん。
一般に考えれば、紅葉はストレス反応ですから、それが起きないに越したことはないような気がしますが、例えばカマエロビビアやエキノケレウスの一部は、冬季に、真っ赤にしてシワシワにさせないと花が咲きにくいと言われています。
そのように考えますと、「何が良い土か」という問題は、その栽培目的によるわけです。今更ですけど。
下の写真は全体を真横から見たものです。
左から2番めの列のI培養土(観葉植物用)と右から2番めの列のH培養土(観葉植物用)の”なんとなく”具合が良く、一番左の使い回しのサボテン培養土の具合がわるいことががわかります。
観葉植物の土は、サボテン・多肉植物用の培養土に対して、肥料分と保水性が高いはずで、そのあたりが上記の結果に結びついたと思われます。
まとめです。
- 金鯱の冬季越冬について、観葉植物の土に植えたものは赤くなりづらく、サボテン・多肉植物の土に植えたものは赤くなりやすい。・・・気がする。たぶん。
- サボテンの土は使い回さないほうがいい(改めて肥料分を入れた場合は知りませんが、やめたほうがよいと姫路カクタスさんがおっしゃってました4月21日 体力回復 & 土の話 – 姫路カクタスのサボテンブログ – Yahoo!ブログ)。
というわけで昨年の記事では、培養土によって特に差はでないだろうと予想していましたが、結構出ましたね。
なかなか面白い結果でした。
というわけで、このまま外で秋まで育てます。
頑張れ金鯱!
コメント
よく研究されましたね。大変参考になります。
貴重な記事有難うございました。
砂漠仙人さん、こんにちは!ご来訪ありがとうございます!
お褒めいただきありがとうございます!
今後共どうぞよろしくおねがいいたしますっす!
こんにちは。
用土にもそれぞれ特徴があるのですね。
https://goo.gl/wktgCU ←ベラボン
ベラボンも全ての植物に使えるそうですよ。
ただ、肥料成分が入ってないのでマグァンプ、液体肥料、活力剤等を上げなければなりません。
ベラボンは、吸水・保水・排水性に優れてサボテンにとても良いのではないのでしょうか?
マミラリア 白星 さま
こんにちは!書き込み&ご来訪ありがとうございます。
ベラボン植えはハオルチアをはじめ、多肉植物にはいい感じにはなると思います。
私もベラボンのみでフェロカクタスを育てていますが、全然大きくはなりませんが(特に追肥をしていないので)、いい感じのトゲが出ていると思います。昔、フェロは軽石単体でも育つという話もありましたが、それの進化版という感じでしょうか。可能性は感じますね!