サボテンをもっと増やしたい!
でももう場所がない!
特に冬!
そうだ土地とハウスを買おう!
・・・というわけにもいかないので、今回は冬のサボテン置き場についての検証です。
そこら辺のサボテン・多肉植物の本には「冬は室内の窓際に取り込みましょう!」と書いてありますね。でも無理ですよね。サボテン多いし、部屋狭いし。
というわけで、今回は家の敷地のいろいろな場所に置いて、どこが最適か、といいますか「ここなら生き残る!」という場所を判断していきたいと思います。
実験対象は金鯱(Echinocactus grusonii)です。実生2年半ぐらい・・・だったでしょうか。
もともと耐寒性は高い種なので、結果に差がでるか微妙なところではあります。
ちなみに実生の記事はこちら「金鯱を種から育てるぞ!初めてのサボテン実生編 | スーパーサボテンタイム」

金鯱を種から育てるぞ!初めてのサボテン実生編
概要 金鯱(Echinocactus grusonii)を種から育ててみる。 金鯱の種(ヤフオクで購入) タッパーの底に千枚通しで穴をたくさん開けて、鉢底石、肥料の入ったサボテン用土(市販品:プロトリーフ)、砕いた無肥料の赤土玉の順に重ねる...
というわけで実験スタート。
潅水については基本的に断水(1月~2月末ぐらいまで)です。
場合によっては月に1回ぐらいシリンジをするかも。
場所は南関東です。
1.ベランダで無加温の超簡易ビニールフレーム
メタルラックにホームセンターで買ったビニールカバーによる簡易フレームです。
雨・風はシャットアウトされるものの、そのフレームの狭さから日中は高温になり、夜間は無加温のため0度レベルまで下がるという過酷な温度環境(この温度差は強刺類には好都合か?)。
屋根があるので霜は降りない予定。日当たりは良好。
2.ベランダで放置
屋根はあり雨はある程度防げるものの、風はほぼそのまま。日当たりはある程度良好。
この環境で健康に生きてくれるのであれば、来年からはある程度楽になります。個人的に。
3.ベランダで加温ありの簡易ビニールフレーム
加温設定は最低気温3度ぐらいに。
まぁ普通に生き残るでしょう。というか生き残ってくれないと困ります。
4.室内の棚の上
直射日光による日当たりはゼロ。環境光はあり。風通しほぼゼロ。気温は最低気温6度ぐらい。
室内で「日当たりの有無」がどれぐらい影響があるのか知りたいです。水を切っても徒長するのでしょうか。
5.ルーフバルコニーで雨ざらし
写真では日陰なものの、日当たりは一番良好。
雨、風そのまま。放射冷却全開で氷点下あり。実験結果はその年の天候・気候次第でしょうか。
この環境で元気でやってくれるなら、来年からは超超楽になります。個人的に。
6.ベランダで発泡スチロールで密封
蓋をして2月末まで開けないというハイレベル栽培。
日当たりと言いますか光は完全にゼロ。風通しも完全にゼロ。
完全に休眠してくれれば問題ない・・・はず。
箱内の最高気温・最低気温は不明。
さて、どうなりますでしょうか!
たぶん断水して休眠してれば、どこでも生き残ると思うのですけどね(春の成長スタートダッシュは無視しますけど)。
というわけで良いお年を!
コメント
明けましておめでとうございます。
ベランダで栽培している私にとって今回の記事はとても気になります。
経過発表をお待ちしております。
私は南側ベランダで特にビニール等対策をとらず放置しています。
日によっては1度位まで下がりますが今のところ順調です。
homarさん、こんにちは!
あけましておめでとうございます!
ベランダの土地問題はお互い深刻ですよね~(*´∀`*)。
「サボテンは寒さに実は強い」ですから、そんなに心配することはないとは思うのですが、春の成長期のスタートダッシュへは違い出るとは思っているのです。
面白い結果が出れば良いのですが・・・(人´∀`).☆.。.:*・゚
本年もどうぞよろしくお願い致します!
初めまして、色々な実験結果を楽しみに読ませていただいております。
この実験結果は、
その後どうなりましたでしょうか?
4.室内の棚の上
がとても気になります。
楽しみにしています!
ゆんさま、はじめまして!
ご来訪&書き込みありがとうございます!
ご返信が遅くなり失礼いたしました。
この実験結果、忘れていました!実験した事自体を忘れていました!
というわけで、近いうちに記事にできたらと思いますが、結論としては全員生きて冬は越しました。やはりうまく断水していってちゃんと休眠してくれれば、金鯱においては、とりあえずどうとでもなるというイメージですかね。金鯱は強いですね!
というわけで、今後共どうぞよろしくおねがいいたします!