どうやらドラゴンフルーツはサボテンらしいのです。サボテンなら育てるに決まっています。よく緋牡丹が頭に乗っていることでおなじみの三角形のサボテンっぽいです(いわゆる三角柱)。
というわけでスーパーで買ってきました。300円ぐらいです。高いです。ベトナム産です。海外輸入物は完熟処理(?)がしてあって発芽しづらいという話だったのですが、国産が売っていないので仕方がないです。
とりあえず切ります。
白いドラゴンフルーツでした。どうやら白い奴は寒さに強いらしいです。あまり美味しそうには見えません。
種を果肉から分離する方法がよくわからないので、ピンセットで摘んでコーヒーフィルターに取り分けました。辛い作業です。途中飽きたら少し食べます。味は・・・好みがあるかもしれません。
腹が出ています。
ピンセットで取る作業は5分で飽きましたので、途中からはスプーンでうす~く実ごとすくってボールに移し、水洗いしながら手でほぐし、水に浮いた果肉だけをそっと捨てる(種は水に沈む)という作業を繰り返しました。
コーヒーフィルターでなんとなく、水分をとった後、クッキングペーパーで挟んで、なんとなく静音モードの空気清浄機の上において乾燥させます。この時点で、種子のまわりのゼリー状のものは取ることは出来ませんでした(出来る限り取った方がいい説と、気にしなくていい説があるようです)。
乾燥後。1000粒は超えていると思います。2日乾燥させました。ゼリー状のものが固まって、クッキングシートにパリパリについてしまいました。取るのが大変。
Y園のサボテン用培養土(実生用)の上に5mm~10mmほどの種まき用土(近くのホームセンターから購入)をしき、種を乗せます。土はかぶせません。殺菌用にベンレートを約1000倍に薄めてぶっかけます。芽が出揃うまでは乾かないよう腰水にします。種が多すぎたので、とりあえず半分だけ蒔きました。
まだ4月で発芽にはちと気温が低い気がするので実生ボックスに入れました。実生ボックスについては下記を参照のこと。湿度が高いので、ラップなどはかぶせません。
実生ボックスに入れてから二日目。
芽が出てきました。すごい!!!このままいけばドラゴンフルーツ長者です。
芽が出揃うまでは腰水ですかね。
2014年05月07日追記
というわけで、「海外輸入のフルーツは完熟処理されているため、発芽率が低い」はウソ!たぶん!
もうこれは主婦の間で、ドラゴンフルーツ種まきブームきますわ。
2014年08月09日追記
さて、実生BOXでほおっておいたドラゴンフルーツ軍団ですが、適当に育っています。他のサボテンの実生が始まったので、それに合わせて無理やり腰水にされたり、高湿度にされたりと過酷な状況(?)のなか、まぁ生きているようです。
面白いのは、角鉢の一面に近い部分だけにょきにょきしていることです。なんででしょうか。4ヶ月間、ビオルックスの明かりだけです。水やりは極めて適当です。表面の土の状況も見えませんし。
パキポディウム/ラメリーの鉢に生えてた多分ドラゴンフルーツ。
余った種を金鯱実生のタッパーにゴマのようにかけてみたドラゴンフルーツ。
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