ビカクシダ関連

胞子培養のリドレイをついにポット上げ!

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前回の記事はたぶんこちら。
ビカクシダを胞子培養するぞ!1年5ヶ月目
前回の記事はこちら。 それより以前の関連記事は「ビカクシダ関係」タグよりご参照願います。 たしか前回の記事では、「ビカクシダだと思ったら水苔が生えてきてとりあえず皆死んだ!」というようなことを書いたような気がするのですが、それから約半年、実...
それ以上前の記事は、関連ラベル「ビカクシダ関係」よりごアクセスください。
 
 
さて、Google先生で「ビカクシダ 胞子」と検索すると、当ブログが一番上にヒットするまでに成長したビカクシダ胞子培養記録なのですが、ついに1年半を迎えました。
 
 
これまでの記憶を遡ると、VSカビVS乾燥VS復活の水苔VSコバエなどいろいろなバトルがありました。
 
 
そんな試練の日々を乗り切ってきた小さなビカクシダ達。
 
気温も温暖になり、今回は元気に成長しているビカクシダの幼苗たちを思い切ってポットにあげました。
 
 
 
 
 
・・・
 
 
 
 
 
というわけで、こんな感じになりました。大きくなりましたでしょう?
以下、自分の記録用写真集になります。

まずはリドレイの板付。
板付にする最適な苗の大きさはわかりませんが、とりあえずくっつけました。

リドレイ。穴鉢。水苔。

リドレイ。ベラボン。

リドレイ。

リドレイ。キャベツっぽいです!

リドレイ!

リドレイ。スリット鉢。

クアドリディコトマム。リドレイよりも成長が遅い。

リドレイ。

クアドリディコトマム。

リドレイ。

リドレイ。葉脈が素敵。

アンディヌムとか、ホルタミーとか。

 
 
もうリドレイ長者ですな。
 
ちなみに「ビカクシダの森」さんによれば、リドレイの鉢植え栽培はとても難しいのでおすすめしないとのことなのですが、でもヘゴ板も値段が高いので、ベラボンとか穴鉢とかスリット鉢とかいろいろやってみた感じです。
 
死なないで欲しいですなぁ。
 
 
 
なお、鉢上げ後の栽培環境は、直射日光の当たらない室内窓際、サンゴ礁育成用LEDとアウトドア用照明とサーキュレーターで至れり尽せり環境です。
 

 こんなかんじ。

 
 
 
というわけで、勇気を出して初めての鉢上げでした。
 
 
 
 
ちなみに「私の経験」から胞子培養のここまでのポイントをまとめると以下のとおりになります。もし今後胞子からコウモリランを育てる機会がありましたら参考にしてください。
 
 
  • 胞子を蒔くのに最適なものは「サカタのタネ」の園芸用商品、培養土・土壌改良材「ピートバン」。
  • 上記ピートバンと同じようなものに「ジフィーセブン」があるが、ピートバンのほうが良い気がする。平面だし。
  • 水苔に蒔く場合は、熱湯などで完全に水苔を殺しておくこと。でないと水苔を育てることになる。
  • バーミキュライトでも良いが、水分調整がピートモス系よりも難しい気がする。
  • 発芽するまで、1ヶ月程度かかったりするので気長に待つ。
  • 蒔いたあとは、空間に余裕がある密封容器などに入れておく。プリンカップなどの空気の空間が狭いものは避けたほうが良い。と思う。大きめの衣装ケースなどが最適か。
  • 密封容器は、真空レベルの完全密封である必要はない。湿度を保てればOK。たぶん。
  • 前葉体が見え出したら、適当に霧吹きでもする。
  • ビカクシダは風通しが重要と言われるが、少なくとも1年半までの幼苗に関しては、風がなくても大丈夫な気がする。
  • ピートバンである程度育ったもの(1cmぐらいのもの)は、まだ植え替えには小さすぎるかなぁと思っても水苔に植え替えたほうが成績が良かった。気がする。ただし死ぬ奴は死ぬ。
  • 液肥などはあまりやらなくても大丈夫な気がする(自分のあげる濃度が薄すぎたのかもしれないが、あげたものとあげなかったもので、成長の違いはわからなかった。ちなみに緩効性肥料を置いたものは枯れた。)。
  • 謎の理由で死ぬときは死ぬので、いくつか鉢を分けておくべき。
  • 少なくとも1年半までは、太陽光がなくとも蛍光灯の光でなんとかなる。
  • 謎の理由でよく育つ時もあれば、謎の理由で死ぬ時もある。
  • 成長速度は早い順に、リドレイ>クアドリディコトマム>ホルタミー>アンディヌム。
こんなところですかね。
 
 
今後共頑張って育ってほしいです!
 
 
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