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ビカクシダを胞子培養するぞ!2年6ヶ月後

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長きに渡り胞子から育ててきたビカクシダ(コウモリラン)シリーズですが、

遂に最終章です!たぶん。

 

いままでの記事はこちら。

 

というわけで、上記の記事の通り、リドレイ、クアドリディコトマム、ホルタミー、アンディヌムを胞子から育ててきたわけですが、遂にビカクシダ栽培の真髄(?)である板付できるサイズになりました

 

思い起こせば、最初は↓これですよ。これ。
もはやゴミだか、埃だか、何だかわからない粉でした。

 

 

 

 

 

↓これが2年半の時を経て・・・。

 

 

 

 

大きくなったものです

まずはビカク界の王様的存在、リドレイ(Platycerium ridleyi)です。
写真は板付けしてから二週間ぐらいです。貯水葉が水苔を包み始めました。そしてキャベツらしくなってきました。

 

こちらもリドレイ
カブトムシみたいな胞子葉もちゃんと出て、立派なものです。
ちなみに現在は遮光ネットで木漏れ日処理したバルコニー雨ざらし栽培です。基本は水苔が乾いたら水やりをしています。今の季節だと2日に一回ぐらいじゃぶじゃぶ(その栽培法で合っているかはわかりませんが・・・)。です。肥料はいまのところエードボールを一個だけ水苔に詰めています。
風と日光にあたると、貯水葉が分厚くなる気がしますね。

 

こちらもリドレイ
ヘゴ板が高価なので、200円ぐらいのガーデンパネルに付けました。ビニール紐がかっこ悪いとか全く気にしません。

なお、栽培上の個人的感覚としては、角が生えてきたあたりから、水分をやや乾燥気味にしないと根腐れする気がしました(逆に角が生えるまでは、ある程度常に湿っている状態で良い・・・気がしました。)。

 

こちらはクアドリディコトマム(Platycerium quadridichotomum)。貯水葉がアイスラッガーのようになっています。リドレイは部屋の中ではよく虫(コナカイガラムシか?)がつきましたが、クアドリさんには全くつきませんでした。優秀な子です。

ちなみに貯水葉を一部直射日光で焼いてしまいました。

 

下はアンディヌム(Platycerium andinum)かホルタミー(Platycerium holttumii )のどちらかです。ラベル紛失しました。ぶっちゃけたところ、私はアンディヌムもホルタミーも大人の株を見たことがないので、どちらか予想もつきません。 

ビカクシダ胞子培養

 ちなみにどの株も、風速が8mを超えそうなときは部屋に入れています。

 

 

 ・・・

 

 

ということで、今思い返せば、胞子を蒔いた当初は

「これ、1万株ぐらい育つんじゃないか!?」

って思ったもんですが、結局うまく育って生き残ったのは数株でした。いやはや難しいものです。

 

でも、初めてにしては上出来かなとも思います。

 

いつかこの子達に胞子がついたら、また一から育てたいですね!

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